2010年
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7月1日 実は未だに使っていない(-_-;)

アルパインスターズのレーシンググローブをウェビックのボーナスセールで購入する。
一応取締役職をしている私にはボーナスは関係ないのだが、安い時に買うのは多分、正義だ(^^)
先日の袖ヶ浦でのクシタニのブースで聞いた「クシタニではなぜグローブにハードプロテクションを使わないか」
という理屈は成程もっともな話だと思ったが、アスファルトとの摩擦で指が削れてなくなることだってあり得るし
摩擦を低減するためにはハードプロテクションは素人考えだが有効だろう。しかしクシタニも自分のところの経験で
安全性優先で決めているはずだからソフトパッドだけで固める設計が優位性を発揮する場合もあるはずで、
(以前ペアスロープもこれに近い考えを表明していたな)素人考えだと要は一長一短。掌が広くて厚いわりに指が短い
私の手の場合伸縮性に乏しいレーシンググローブはサイズ選びが難しいから装着感最優先で選んだ結果
(以前南海部品で慌てて買ったのは私の手の寸法のことを考えると失敗だった・・・反省)
今回はクシタニよりアルパインスターズの方が私の手の形に合っていた、ということだ。
さて問題はいつ使うかだが・・・。日頃からこんなゴツイグローブしていられないしな。
サーキット走行だけでは元が取れないから走りこみでも使いたいけど、
肝心のビモータはまだ預けたままだ。
はやく戻ってこないと、そのうち暑くて使っていられなくなるぞ。


7月2日 ウェビックのセールが今回なかなか使えるということで、グローブの代金を送金したその日のうちに
立て続けにゴアテックスのブーツも発注する。この前の袖ヶ浦でわかったけれど、これまでのノーブランド品は
もう防水機能が完全に死んでいたからな。買ってから2年ちょっとが防水性能の限界とは少々不満だが、
元が1万円しなかった激安品だからまあ許そう(*´з`) 次は再び価格優先で(笑)コミネのゴアテックスブーツにした。
価格と耐用年数が比例するなら別にBMW純正ブーツでもよかったが、要はゴアテックスインナーの耐久性が
防水性能の限界だし、デュポンで作っているゴアテックスフィルムはブーツ用なら事実上同じはずだ。
つまるところ耐久消耗品だから、きちんとしたメーカーの製品なら価格優先で選んでも問題はないと判断した。
あとはボディプロテクターも欲しいところだけれど、最近のほぼ鎧同然のプロテクターはちゃんとツナギの下に
着れるのだろうか?どう考えてもその分大きめのツナギでないと厳しいと思うけど。私がもう12年も使っている
ダイネーゼの脊髄パッド(今は閉店したコミネの直販店で購入した)もそろそろ新調してもいいだろうけど
無理して購入する必要はないからな。

7月4日 上京の計画があったため、それに使うべくビモータをショップからいったん引き揚げてきた。
また、ビモータに装着する手筈を考えてもらっていたマルケジーニのホイールだが、
どうやらホイールのセンター部分の幅が純正より広くなっていたようでオフセットゼロのインナーローターを
用意しないとブレーキディスクが装着不可、ということになってしまった。
キャリパーサポートを作ってキャリパー側でブレーキのセンターを合わせれば話は簡単、とも考えたのだが、
このビモータはインナーチューブ径51ミリというとんでもない正立フォークを採用している関係でアウターチューブは
それ以上に太く、吊るしの状態でもブレーキディスクとアウターチューブの寸法的なクリアランスはかなり狭い。
マルケのホイールを履かせることでローターが更に外に出るとローターとチューブがほとんど接触してしまうので
キャリパーサポート製作では無理という話になり、結局インナーローターでキャリパーのセンターを調整しないと
まともに作動できないという結論になった。ベース車両の純正ホイールは型番を調べた時に年式によって
2種類に分かれるのは判っていたけれど、ブレーキローターは共通パーツだったので気が付かなかったぜ・・・(-_-;)
まあ、年初にSB6用のマルケで大失敗したこともあるし、これ以上お金を無駄にはできん。
乗りかかった船だ、ここまできたらやってやろうじゃねえか(* ̄0 ̄)o ということで、ショップのつながりで
ブレンボジャパンの中の人に頼んでビモータの純正ローターとサイズが合うオフセットゼロのインナーローターを
探してもらうことになった。ホイール交換の計画はその結果が出るまではしばらく休止だな。


ということで、シングルシートカウルの修理と再塗装が完了。色合いも充分満足のできるところまで合わせていただきました(^0^)

ちなみに更にガソリンを絞ったYB−11はこれまでより更に良くなっていた。
サスも動きが良くなったし、これなら上京も昨秋の箱根よりかなり楽になりそうだ。残る問題は天気だな。

7月10日 無念の断念

日付が変わるまで天気予報を確認して、考えに考えた末上京計画を中止する。
今回の上京計画は絶対にやらなくてはいけない、というものではないし、私には中止したならしたで
岐阜でやる用事はたくさんあったからこの前の袖ヶ浦ではないが無理して雨の中をビモータで突撃する必要はなく
「土・日と降水確率が50%を超えていてはやむを得ん」と日付が変わってから関東の友人に
次々とお詫びの連絡を入れてから寝たのだが、目が覚めると空は爽やかな夏空だった( ̄□ ̄*)
日曜日はやっぱり雨予定とはいえ、昨晩あれだけ苦悩して東京行きを諦めたのは一体なんだったのか!?
昨日のうちに休日出勤の予定を組んでしまっていたし、今から東京に行っても時間的に遅すぎるので
休日出勤して仕事を片付けていたが、涙なくしては出社できんかった(ToT)


ビモータはフロントホイール交換のため明日また預けるので、ここで走っておかなかったら
一体何のためにわざわざ取りに行ったのかわからない。
休日出勤を片付けた後は16時からビモータを動かして、パスカル清美まで軽く80キロ強を走行。
明日は天気予報によると雨だから、苦労だけを考えたら自宅から北上などせずにさっさとショップに預けに行くのが
正解だったのだが、ここは「たとえ明日降られようとも、今、俺は走る!」という心境で走ってきた。
そうしたらかなり偶然っぽくパスカル清美で友人と遭遇したので、ビモータに乗ってもらって意見を聞く。
「面白いけど、リヤがちょっと沈み気味でコーナーで荷重をかけると腰砕けになってちょっと怖い」という感想だった。
以前からわかっていたことだが、やはりここはきっちりと対策を考えるかな。
なお、パスカル清美に足を運んだのは、この時期に近くで開催されていた萌ミ2010の参加車両を
ちょっと見に行くという目的も含まれていた。相変わらずの濃すぎる空気だが、今やビモータもテールカウルのスペアが
あるわけだから、修理してそれっぽく仕上げてテールカウルだけ交換すればビモータの痛車が即席で出来上がる。
来年は一般参加という手もなくはないな、私には前科もあることだし(笑)


これをやったのはもう8年前か。キャラはオリジナルだし痛車がメジャーになる前に時代を先取りしているし(^^)v
あの頃は痛車なんて呼び方もまだなかったし他のBMW乗りからのバッシングもいろいろとあったなあ(;^_^A

7月11日 これを考えだしたら崖っぷち

上京を諦めたのは天気の悪化が原因だが、土曜日が雨というだけなら日曜日に神奈川辺りまで
日帰りと言う選択肢も私には不可能ではなかった。それも諦めて計画そのものを中止にしたのは
日曜日には関東地方一体が雨の予報が出ていたからなのだが、朝起きて天気予報を確認すると
中部地方は曇りで午後から雨、関東地方は終日雨と出ている。「俺は間違っていなかった!(* ̄0 ̄)o」
自室で一人満足感に浸る私だった。
それはともかく、午後から雨なら本降りになる前にビモータを預けるに越した事はない。
雨具を積むと帰りの電車の荷物が増えて面倒だし、防水ジャケットを着たら帰りの電車(名古屋を経由する東海道本線)が
暑苦しくてかなわない。だったら通気性に優れたハーフメッシュのジャケットを着て小雨の中を雨具なしのまま
高速道路爆走で本降りになる前にバイク屋まで走り切ろう、ビモータなら何とかなるだろうo(^-^)oという
我ながら頭の悪そうな計画だったが、我ながらうまいこといったので結果オーライだ。

また、ビモータをいつまで所有するべきかもちょっと再検討することにした。最初は09年12月に手放す予定だったが
自宅にやって来るのが遅れに遅れたため予定を変更して車検を取り直したわけだが、果たしてお金をかけてまで
当分の間維持するべきか、それとも車検が来年末に切れた時点ですっぱり手放すべきか。
どちらも一理あるのだけれど、ここまで面白いバイクだとは正直言って予想していなかった。
投資額に見合うかどうかではなく、あんなオモシロバイクを手放すのはある意味損かなという気もする。

R1100RSの不動のファーストバイクの地位は今後も揺るぎないだろうが、あれに乗っていた時と今では
仕事の忙しさがまるで違うからバイクに乗れる機会そのものが激減している。

正直なところ今の私の生活では、以前のようなバイクで年間1万キロペースはもう無理に近いのだ。
そうなると、以前から書いていることだが多少ツーリング性能が落ちてもショートレンジを走るだけで
充分に楽しめるバイクを持っていることは、私にとってそれなりの意味がある。
既にメガモトがあるのだけど(^_^;)
幸いにして今のところはパーツも整備してくれるメカニックもまあ大丈夫だから維持するのはそう困難ではない。
どちらにしても慌てる話ではないから、もう暫く考えてみよう。
なおビモータのリヤサスが柔かい件だが、つまるところリヤサスのスプリングレートが少々低いという結論になる。
400ccのYB7用を「スプリングが10.5kgか、なら使えるだろう」とそのまま使っているわけだからな。
ただしこれにも多少の疑問はあって、2年前に純正オーリンズのスプリングレートをウノパーウノで調べてもらったら
YB11はパイオリなので不明だが、YB4〜8までの純正オーリンズはだいたい8〜9kg程度だったのだ。
そのデータがなければYB7のスプリングをそのまま使おうとは最初から考えなかったわけだが、
YB4・6・8・10・11はフレームが基本的に全部同じで積んでいるエンジンも750ccのYB4を除き事実上同じで
車重もパワーもほとんど変わらないわけだから、本来スプリングレートはそう変わるはずがない。
(私のYB11はタンデム可能だが、セッティングに邪魔なので無視している)8〜9Kg程度で落ち着く車体が
10.5kgでまだ柔かく感じるということは、リンクのレバー比が変わっている可能性が高いと考えてよかろう。
レバー比に合わせてスプリングを硬いものにしてやれば話は簡単だが、
スプリングを買って新たな出費をするというのであれば以前から隠し持っているYB9用のペンスキーを
オクムラで仕立て直すという手もある。オクムラのHPを見てみると対応車種にビモータYB11か入っているから
データは持っていると考えてまず間違いあるまい。ちょっと迷いどころだな。


7月21日 オクムラにペンスキーを持ち込んで、見積もりを出してもらう。減衰はバルブの組み換えをしないと
無理なレベルで変更するためMEチューン相当の変更になり、その分私が予想していたより高くなって
8万円台後半という見立てだった。MEチューンでOHしてスプリング換えてリザーブタンクのホースも換えたら
まあそんなところだというのはわかるけど、今すぐにゴーサインを出せる金額でもないな。


7月24日 何年ぶりかの全力走行(;^_^A

下呂市内でひとつ用事があったので、メガモトで出かける。昼過ぎに用事を片付けてフリーになってからは
せせらぎ街道で先日から練習している前乗りをいろいろ試したり、前乗りと後ろ乗りで同じところを走り比べたりしていた。
たまにはこうして、目を三角にしない程度に走りに集中するのもいいものだ(^0^)
正直なところ、前乗りではまだ後ろ乗りと同じペースでは走れないがそれは仕方がない。
要は私の乗り方の幅が広がってどんな状況でも安全に速く楽しく走れればそれでOKだ。
もつとも、前乗りだと必然的にシート前方に負荷が強くかかるから、メガモトの純正ハイシートにも
これまでなかった不満点がいろいろと出てきたな。シートの対策か・・・。今はあまりやりたくないのが本音だが(-_-;)
夜は新穂高温泉で星空を眺めながら極楽トンボ状態だったのだが、「高山で給油しないと岐阜に帰れなくて、
インター近くのGSは9時で閉店で高速にはGSなしだから遅れるとやばいけど、ここは8時で管理人が閉めにくるはず。
ちっとも来ないだが、時間はまだ大丈夫なんだろうな」と思ってゆっくりしていたらいつまで経っても閉めに来ない。
いくら何でもおかしいと思って携帯の時間を確認したら既に8時30分だった!高山までは下道で約40キロちょっとだ。
「激マズ!本気で急ぐぞ!」
大慌てで露天風呂から上がって出発した私は、視界が安全走行を許すほぼ限界まで速度を上げて、速度制限40キロの道を
直線では140〜160キロまで上げて飛ばしに飛ばした。8時55分に辛うじてガソリンスタンドに滑り込み、
9時ジャストに蛍の光が流れて照明が消えるガソリンスタンドから再出発した。危なかった・・・(;^_^A
ただし、ハイビームを事実上使わない私も今回はメガモトでは初めてハイビーム頼りの走りをしたのだが
結論から言うと「このハイビーム使えねえ」だった。
納車から2年半も経ってはじめて気付いたのだが(いかにハイビームを使ってないかということだ)
典型的なスポット配光で、先のエリアを懐中電灯で照らしているかのように明るくするのだが
その照射範囲が前後にも左右にも狭くて正面の距離の離れたエリアしか明るくならない。
しかも、よせばいいのにハイビームにするとロービームが消えるため、近場がまるで見えなくなってしまうのだ。
そんなわけでバンクさせてコーナリングすると照らすのは壁だけになってしまい、限りなく無灯火走行に近い状態での
コーナリングを強いられたので危なっかしくてまともなコーナリングができず、カーブとカーブの間は120まで上げて
コーナー手前で60キロまで落として・・・という、実にメリハリのはっきりした走りをやらざるを得なかった(^_^;)
ロービームでも照射範囲はたいしたことがないからハイビームのままで走っていたが、
この配光の悪さはメガモトの数少ない欠点だな。同じヘッドライトを使うGシリーズも同じ問題を抱えているはずだから、
今度出るG650GSもたぶん同じ文句が出るぞ。

ちなみにそこからも結構なペースで高速道路を飛ばしたので、自宅に帰り着くまでの所要時間は
給油で費やした5分も含めて合計1時間45分だった。高速道路を爆走して時間を稼いだだけという説もあるが、

以前R1100RSで達成した自宅〜新穂高温泉194キロを1時間51分で走破の記録を見事更新した(^^)v
ただし、R1100RSの記録は高速道路を使わずにオール下道で達成したもの。
今回は距離はほぼ同じとはいえそのうち130キロを高速道路で稼いでいる。運転技術は当時より上がっているし
性能は当然メガモトの方が上なのだが、それにしても当時の自分よく頑張ったな。
正直言って今オール下道で同じ事をやっても、ちょっと更新できる気がしない(;^_^A


7月18日 どういう方向に流れ着くかまだ未定

夜にセルシオで新穂高に行ったのだが、その途中で不幸な猫を一匹その手にかけてしまった(-_-;)
ブレーキが間に合わないタイミングで突然飛び出してきて、車の正面で驚いて硬直されたら悪いがもうどうにもならん(-人-)
下手に回避しようとするとかえって危ないし猫を助けて私が死んだら何にもならんから、
「この状況ではどうやっても助からん」と咄嗟に判断して、非情の決断で車体の挙動を最小限に抑えるため
意図的にノーブレーキ直進で突っ込んだ。具体的な描写は避けるが、なかなか嫌な感触だった・・・。
ちなみにセルシオはバンパーの塗装に少しヒビが入った程度で、再塗装も必要なしとそのままにしておくことにした。
さてそこからだが、これで直後に事故でもやったら絶対何かのネタにされるに決まってるし、
それを気にしすぎてスピードダウンというのも癪に障る。(今回悪いのは猫の方だからな)
そこからは安全マージンを保ちつつペースを上げて走ったのだが、ある程度速度を上げて振り回すとどうしても
足回りが高荷重走行に対応したセッティングになっていないとか、雲を掴むようなハンドリングが不正確だとか、
絶対的な重量がタイヤに大きな負担をかけているのが伝わってくるとかいろいろなネガが手に取るように浮かび上がってくる。
もともとスポーツセダンではないし、そういう能力を犠牲にしたセッティングになっているから仕方ない部分はあるが
これではあまり運転技術向上の役には立たないなあ・・・と改めて思ったのだ。最初からそういう期待はせずに
セルシオを選んでいるし、無い物ねだりとわかってはいるが。以前にも「後輪駆動車で運転の練習をするのに、
中古のユーノスロードスターでも買おうか」と思った事はあるのだが、根本的に置き場所がないし月極め駐車場を
新たに契約してまで購入するほどでもあるまい。だが、四輪の本格的なスキルアップもいつかはやりたいなあ・・・。


7月30日 何となく気が向いたので、某カカクコムにビモータのレビューを投稿する。バージンBMWのレビューには
一度も投稿したことがないのだが、あれに私が書くと長くなりすぎて誰も読まないだろう(^_^;)
趣味でやっていることだから、無理して文章と書きたいことを縮めてまで投稿しなくてもいいと思っているし。


8月1日 白馬バイカーミーティング

早起きして、K100RSで白馬を目指す。考えてみたらK100RSを動かすのは今年になってまだ2回目か!?
このK日記は文章の色をバイクごとに変えているのは気付いておられると思うが、最近黒色が異様に少ないわけだ(-_-;)
今年の異常な暑さに近年の体力低下が重なったためか、今年は既に生まれて初めて熱射病で体調を崩して
病院で点滴を受ける羽目に陥っているし衰えた体力は別に回復していない。
一昨年にK100RSで白馬から東京まで走った時には熱射病寸前になってしまったし、本音を言えば
K100RSではあまり行きたくなかったのだが、メガモトには積載力の問題があるし、無理に荷物を積むと
極端な前座りになって快適ではないし運動性も落ちる。
R1100RSもビモータもまだ戻ってきていないし
ビモータで行くくらいならメガモトで行くけど)、白馬まで荷物を別便で送るのもやりたくない。
昨年やったように車で行って車中泊が実はベストではないかとも思ったのだが、今年は天気予報は晴れだし
晴れていて健康状態も辛うじて許容範囲なのにバイカーミーティングにバイクでなく車で行くという行為は
私のアイデンティティーを揺るがしかねない。
この2〜3日ほどそのことを考えていて、出てきた結論は「晴れている中K100RSで熱射病のリスクを避けて走るには、
K100RSで日帰り参加するしかない」だった。二日目のプログラムを諦めるのは残念だったが、帰りの高速道路で
熱射病で意識を失いでもしたら命に関わる。ここはリスクを避けて安全策に徹しようとなったわけだ。
来年こそは、R1100RSで堂々と乗り込みたいものだねえ・・・。


開場直後。この時点では参加者はそれほど多くない(それでも奥には日帰り参加者のバイクがしっかり停まっている)
この段階で受付をして試乗会に走るのが希望の車両に乗るためのコツです。

さてほぼ予定通りの時間に到着したので受付を済ませていつも通りに試乗会の受け付けに並ぶと、
今年は試乗車のリストにこんなバイクが入っている。


これを試乗させるか!どう考えても技術的に無理そうだった方には別の車両に代わってもらったと聞きましたが、
BMWジャパンも思い切ったことをするなあ・・・とちょっと感心しました。

一年ぶりに乗ったHP2スポーツは相変わらず空冷スポーツ好きにはとんでもなく素晴らしいバイクとしか言い様がなく、
あそこまで仕上げて納車の時とは比べ物にならないくらい良くなった私のビモータも正直言って相手にならない。
昨年HP2スポーツの購入を断念した理由の一つには「おそらく2013年に出るであろう次期ボクサーは
確実にHP2スポーツのパワーを超えてくるはずだから、S仕様が出た場合に総合力でこれを上回る可能性は
決して低くはない。だから慌てて買わなくてもいいかもしれない」と判断したこともあったのだが
(たぶん12年頃にスクープ写真が出回るまでは伏せておくけど、パワーについてはそう推測させるに至った情報があります)
それでもなお、「408万円の借金を抱えてこのまま逃亡したらどうなるだろう・・・」とは、ある程度真剣に考えた(^_^;)
試乗を終えて、会場でスタッフをしていた知り合いの方に「HP2スポーツどうでした?」と聞かれたので
「乗って帰りたい」と答えたら大爆笑されてしまったが、「
やはりビモータとR1150RSを叩き売って下取りに・・・」とは
試乗していて本当にそう思ったのだ。

それから、試乗の受付に走る時に横目で確認していたコンセプト6をじっくり見に行く。
事前情報は流れていたからそういう意味でのサプライズはなかったが、こんな貴重なモデルを持ち込むとは
BMWジャパンも今回気合が入っているなあ・・・。


間違いなく今回のスターだったコンセプト6。国際格式のモーターショーで主役を張れるクラスの車両を
極東の販社のイベントに持ってくるとは(@_@) 話を聞いた時には本当に驚きましたよ。



メーターは点灯していなくて、表示はたぶんイラスト。警備はさすがに厳しく、
この写真のためにちょっと身を乗り出したら警備員のおじさんに怒られてしまいました(^_^;)
それにしても、車体の質感の高さに比べて量産品を流用したハンドルスイッチ周辺の質感の落ちること!


 
たぶん量産仕様とほとんど同じエンジンとフレーム。クラッチがたぶん4気筒モデルより車体の中心に寄せられているのに注目。
相変わらずクランクのセンターが極端に低い構成と、極端に高いミッションの配置はヤマハもびっくりです。ステップは純正オプションの使い回しだけど
ステッププレートもまた凝ったことをやっているなあ・・・。フレームの成型はワンオフモデルとはいえ驚愕の完成度。
K1600GTLが出てから改めて見直すと、オイルフィルターやウォーターポンプの位置の問題点を
当時はスルーしてしまっていたことにちょっと驚き。コンセプト6はステップをかなり後退させていたから気がつかなかったのね(;^_^A



フレームの上に見える3本のダクトのようなものは多分デザイン上のギミック。リヤサスペンションのユニットは
スペシャルなものではなく、意外とコンベンショナルにまとめてありました。


分割式のシート自体は以前からあるアイディア。コンセプトモデルだから足つき性は関係ないし
コーナリング優先のピュアスポーツでもないのにフロントをかなり絞り込んであるのはデザイン優先と感じた部分。


後ろから見ても破綻なくまとまっています。フロントとリヤでデザイン言語がほぼ完全に統一されているのはご立派。
何やかや言っても6気筒エンジンを積むフレームは結構幅があります。

じっくり車両を観察していたらBMWBIKES誌のスタッフの方(一応個人名は伏せる)と会ったので
「いやあ〜、BMWわかってますねえ。雑誌で見るよりずっといいじゃないですか」と話しかけたところ
スタッフの方もまったく同意見で、「このまま出せばいいのに」で二人とも意見は一致した(^^)
実際にはエンジンは中低速向けのトルク型エンジンでスポーツバイクの性格とは異なるため発売しない、と
アナウンスがあったわけだが、そんな事は百も承知。どうせこんな重いクランクでピュアスポーツを狙っても
多分直線番長にしかならないしコーナンリグでK1300Rに勝てるとも思えないから、
V−MAXとB−KINGを足して2で割ったようなコンセプトで充分だと思うのだけどね。
もしほぼこのままのスタイルで(マフラーは無理としても)発売されて乗り味が良ければ、
多分購入を真剣に検討していたのではないかと思う。

それから試乗もさせてもらい、会場内の出店もいろいろと見て回った。出店では用品の在庫処分が行われることが
多いので私も多少その恩恵にあずかったのだけど、会場でお会いしたあるBMW関係者の方から
「あれはね、実は・・・」と何故会場で値引きするのか、という大人の事情話を聞かされて「う〜む・・・」と
ちょっとブルーな気分で唸ってしまったのだ。これ以上は書けないのでご容赦願いたい。


いつもの場内試乗には今年はハスクバーナも登場。早速乗ってみましたが、難しかった・・・。
モタード経験がメガモトしかない私には面白いのはわかったけど短い試乗では乗りこなすまでに至らず、残念。



後日BMWジャパンのHPのバイカーミーティングのフォトギャラリーに載った写真。
3年前にはBMOJの会報誌にメガモトに試乗する私の写真が載ったけど、
試乗記書くために真剣モードで気合の入った表情をしていると掲載されやすいのだろうか(笑)


いつも特等席を占める(当たり前だが)BMWジャパンのスペース。
S1000RRに賭ける意気込みが伝わってくるようです。


 
ヨシムラも出店して、USヨシムラがS1000RR用に販売している日本国内未発売のパーツを先行展示。
USヨシムラ製のマフラーは結構音量が大きく、日本の法規に通るか聞いたところ
「アメリカの規制はパスしてますがこのままだと日本の規制は難しいです」と答えられました(^_^;) 頑張れ!



会場のS1000RRの中で一番目立っていた8耐参戦車両。
個人的にはツッコミ入れたいポイントも幾らかあるんですが、ともかく完走おめでとうございますヾ(@^▽^@)ノ


実車は想像以上に改造箇所が少ない印象。
まさかメーターやハンドルスイッチがノーマルのままだとは思わなかった(@_@)


フレームは熱対策を兼ねてカーボンを貼り付け、スイングアームは作り直し。
つまりそれは、ノーマル車両はスリックタイヤを履いてサーキットでフルパワーを与えると
車体剛性のバランスが・・・とも解釈せざるを得ないわけですが(^_^;)



フロント周りは確かCBRのレーサーからの移植。この辺りはさすがに堅実ですな(^^)

さて、今回はK100RSのパニアとトップに荷物を放り込んで必要に応じて荷物を取りに行っていたのだけど
(ジャケットは試乗時以外はパニアに放り込んでおかないと、とてもじゃないけど着たままでは暑くて歩いていられない)
ふと気が付くと、エンジンの下に小さな水溜りができている。色は・・・緑がかって見えるな(^_^;)


最近乗っていなかったからなあ・・・。遂に来るべきものが来たという心境です。

どう見てもKシリーズの弱点である、ウォーターポンプからの水漏れに間違いあるまい。
以前から乗らないと発生しやすくなるとは聞いていたから覚悟はしていたが。
まあ、幸いにしてここなら水の確保には不自由しない。際限なくあふれていたらもちろんアウトだが
現在のところ漏れは止まっているようだし、往路では水温上昇の兆候はなかったから
帰る時に補充しておけば大丈夫だろうと判断した。


これに乗ってくるとは・・・。個人的にこういう趣味は大好きですが、もしかしてバイクよりフネの方が大きくないか(;^_^A


HPNの大容量タンクにGSのナックルガード・ナビ等でツーリング装備になったメガモト。
円秋的には、これでR100RSのカウルがついたらツーリングと走りに完璧だと言いたい(^^)



今年も開催のフリースタイルモトクロスショー。ギャラリー受けすることでは文句なしですねえ・・・。
バイクに興味ない人にも非常にわかりやすいし。もう少し時間とお金に余裕があれば
モトクロスは自分でもやってみたいと思います。こんなに飛ばなくていいから(;^_^A



GS30周年記念ということで歴代車両を集めての特別展示を実施。
それ自体は結構なことで展示も楽しませていただきましたが、GSが世界的に売れているから
限定車出して販促キャンペーンをやったとも言えるわけで。
天邪鬼な私としては、「おめでとうございます。ところで2006年と2008年にRSとRTが
それぞれ誕生30周年を迎えた時にBMWが何もやらなかったのはどうして?」と誰かに聞きたいわけです(;´д`)ノ

夕方になり、BMWデザイナーのデビッド・ロブ氏のトークショーが始まるのでメインステージの方に移動していたら、
スタッフの方がコンセプト6を動かしている。トークショーでステージに上げるための移動だけど、
試作バイクの移動シーンとはなかなか珍しい光景を見せていただきました(^0^)

 
エンジンはかけずに、慎重に手で押して動かされてました。こうしてみるとかなり低くて長いバイクですが、
それにしてもすごい存在感のあるデザインだこと(@_@)

肝心のデビッド・ロブ氏のトークショーだが、残念なことにビールとバーベキューで盛り上がった来場者の中で
話を真剣に聞いている方はわずかしかおられなかったようで、同時通訳の声がやや小さめだったこともあり
騒々しい会場でトークをきっちり聞き取るのはかなり困難だった。というより、いくら酒が入っているとはいえ
話をしている人にあの会場の様子は些か失礼だったのではないかと思うのだが・・・(-_-;)
同席していた出版社の方も「もったいないですねえ・・・。せっかくいい話をしているのに」と感想を述べておられたので
私も「これだけ聞き取りづらいとちょっとなあ。せっかく話してくれているのに悪いけど」と思って
途中からは内容を聞く努力をやめてしまったのだが、そのもったいない話はてっきり雑誌の方の白馬のレポートで
要約でも記事になるのかと思って期待していたらまるで載らなかった!( ̄□ ̄*)
やはりこの時無理してでも内容をしっかり聞いておくべきだったと、私は未だに後悔している。

それから派手な演出と共に8耐を走ったS1000RRが登場。チームメンバーのトークショーとなった。

 
たまたま車両の入場コースのすぐ側に居たので、バーンアウトして爆音と白煙を上げながらの登場は迫力満点。
成績がいいとやはり話の内容も聞いていて景気がよく、かなりの盛り上がりでした。

それからビンゴ大会、花火と例年通りのタイムテーブルで進み−毎回ビンゴをやるタイミングが、ディーラー経由参加のホテル泊組が宿の都合で会場を撤収してからなのはいかがなものかといつも思うのだが−その日のプログラムが全て終了するのを見届けてから、速攻で会場を後にして岐阜に向かった。

さて水温に異常がなかったのですっかり忘れていたが、K100RSは冷却水が漏れていなかったか?
高速道路に乗ってからその事を思い出した私は(まったく年はとりたくないものだ)早速途中のPAに入って
持参していたLEDライトで照らしてみた。


やば( ̄□ ̄*) リザーブタンクがほとんどカラか!

とりいそぎPAに併設のコンビニでミネラルウォーターを買ってきて(もちろんベストではないが、贅沢は言っとれん)
MAXになるまで補水してやった。しかし、ちょっと想像以上に減っていたな・・・。
自宅のガレージでは気づかなかったからたぶん岐阜〜白馬間の走行が主因だろうが、だとすると漏れがちょっと多い。
金銭的に余裕があれば当然修理するべきだが、ウォーターポンプの修理は結構高いからなあ・・・。
以前のようにガンガン乗るなら文句なしだが、R1100RSの復活があまり遠くはなくて、戻ってきたら一線を退くのが
確定しているバイクにウォーターポンプの修理代の捻出はちょっと高いハードルだ。
まずは帰宅してから、バイク屋に相談するべきだな。

かくして深夜2時に無事帰宅したのだが、得るものも多かったし自分のバイクにもいろいろと深いツーリングになった。
しかし、なんやかや言ってもK100RSは高速巡航すると抜群にいいからなあ。
もう24年落ちの骨董品だというのに、この能力には本当に感心する。


気に入っているしできるだけ乗りたいけど、忙しい中手っ取り早く楽しむ能力ではメガモトに劣りR1100RSが戻ってくると
私に唯一のツアラーでもなくなり、多忙のため乗り分ける時間が絶対的に足りない・・・。
考えどころに差し掛かっていることを認めざるを得ないな。

8月2日 ビモータの相談やらいろいろで、バイク屋まで走る。文字の色が濃緑色ということはセルシオで行ったのだが、
冷房って実に素晴らしい。あまりに楽すぎて、こうして人間は堕落していくのではないかという危惧を
時々抱くこともあるのだがセルシオの燃費はだいたいリッター8キロ台。余計に燃やしているガソリンは
大容量のオルタネーターを回したりコンプレッサーを回したりして快適性向上のために使われていると好意的に考えると
4人で割り勘する場合など、使い方によってはリッターバイクより効率では遥かに上だな。

バイク屋では今回装着していなかった永井電子のウルトラを純正プラグコードに替えたいと思って相談したところ、
コードが劣化しての交換なら話は別だがあの形式のヤマハのエンジンとコードならわざわざ交換しても変化が小さいから
現在のプラグコードの状態なら必要ないだろうというメカニックの方の見立てで、これは当分延期に。

あとは、ビモータに入れるわけではないが、昨日の白馬で発見したピスタルレーシング製の軽量ピストンについても
意見を聞いてみた。今のところメガモトに必要かと言われたら答えはノーなのだけど、もしヘッドを開ける機会があれば
ついでに交換するというのは悪くない。何年先になるかわからないけど、手配だけはしておいてもいいかもしれないな。


8月3日 私は体質的にかなりのコリ性で(凝り性でもあるが、今回はそれとは別)だいたい週に一度整体に行って
マッサージを受けているのだが、これはつまりバイクに長時間乗っていると疲労しやすいということを意味する。
途中の治療ができない連泊ツーリングだと事態は更に深刻で、昨年の箱根でも岐阜から秦野まで走っただけで
全身がガチガチになってしまって温泉に浸かってその後のマッサージだけでは回復が追いつかず、
翌日は全身に2桁枚数の湿布を貼って伊豆スカを走ったというあまりありがたくもない経験もあるから、
一念発起してヤフオクで携帯サイズの低周波治療器を購入することにした。
これを持参すれば連泊のツーリングでも・・・( ̄ー ̄)
年寄りくさいと笑わば笑え。バイクの趣味は楽しんだものが偉いのだ(^_^)v


8月7日 休日出勤を片付けたら少し時間ができたので、メガモトの内圧コントロールバルブの洗浄をする。
よく言われていることだがだいたい3000キロ走行ごとに洗浄、ということはオイル交換と同時に洗うのがいい理屈で
本来は5月の袖ヶ浦直前にオイル交換した時に同時にやっておくべきだったのだが、時間がなくてそのままになっていたのだ。
あれから1000キロ以上走ってしまったぞ。袖ヶ浦の往復を除くとほとんど走っていないとも言えるが(;^_^A
4000キロ以上を使用したバルブは思っていたよりオイルの付着はずっと少なかったが、バルブを振ってみると
やはり中のプラスチックのバルブが軽く張り付いていて動きが悪い。軽く振るだけで中でカチカチ動くのが正常だから

(BMW用が発売される前にカスノモーターサイクルに問い合わせてR1100RS用にパーツを入手していろいろやっている)
パーツクリーナーを何度も吹いて洗って油分を飛ばしてやったらやはり中のバルブの動きは格段に良くなった。
さて、本来の性能が戻ったところでエンジンはどう変わるか・・・。

8月8日 私用のため、メガモトを引っ張り出して浜松まで行く。車でエアコンを効かせて行こうかとも考えたが、
高速道路が休日1000円になってからの岡崎JCT周辺の渋滞は日曜午後の御殿場以東の東名上りほどではないにしても
物凄くて、渋滞が大嫌いな私はとてもじゃないが車では走る気がしない。ついでとなった内圧コントロールバルブの
結果だけ書くと、動きが良くなったことによる違いは予想以上に大きかった。パワーが体感できるレベルで上がったとか
吹け上がりが鋭くなったというわけではないが、高速巡航中の不快な振動が減って全体にマイルドなエンジンになったのがはっきりとわかる。BMWもクランクケースの内圧を抜くなんて事はずっと昔からやっているわけで、そのコントロールをリードバルブではなく専用品でもっと精妙に行っているに過ぎないのだが(儲けはあるが、価格は割高だと思う)それだけのことで変化があるのは認めざるを得ないな。

それにしても予想していたといえ東名の渋滞はきつかったなあ・・・。
雨の夜の中を約50キロにわたってすり抜けを続けるのはさすがに疲れた(主に神経が)。
高速道路の休日1000円等の政策については問題点はいろいろあれど基本的に総論賛成なのだが、
通行料の穴埋めに使う税金があったらそのお金で早いところ第2東名の建設を進めるなり
岡崎JCT前後の片道3車線化を進めるなりしろとは思う。
問題の大部分は交通インフラの整備が足りずキャパオーバーになるのが明らかな状態のまま
多数の車両を呼び込むような施策をとったことと、免許取得者への高速道路の走り方の啓蒙が足りない・・・というか、
はっきり言えば運転が下手な人が多いことにあると思うし。
普段高速道路を走らない運転者が大量に流入してきたから高速道路が遅くなったという意見はその通りだと思うが、
以前からよく利用していた方が通行料を払っているのだから云々と言って、元に戻して普段走らない人を排除すべき的な
論調も時々見かけるがこれには賛成できん。掲示板では時々書いているが、高速道路の通行料金は基本的に
借金して用意した建設費の返済が目的で、特急料金のような速度とサービスへの対価とはもともと意味合いが異なる。
あまり知られていないが、高速道路は建設費の償還が終わったら無料化して開放するというのが
建設当初から現在に至るまで続く建前だし(償還計画の杜撰さを見ていると一般常識では「無料化する気はないな」と
言わざるを得ないのも事実だが)要するに、一般公道にしたって無料でもなんでもなく、自動車税や重量税、
揮発油税といった形式で建設費や整備費を利用者が支払っているから維持できているのだ。
東名・名神を建設する時に財源がなかったから世界銀行から融資を受けたりしていた関係で所轄が一般公道とは
多少異なっているためにそう思われがちだが、高速道路は基本的に幹線道路の延長線上にあるもので、
高速道路だけを特別扱いするという考え方そのものがおかしいのだと改めて言っておきたい。


8月10日 浜松市美術館で特別展として「オートバイデザインの半世紀」が開催されていることを知る。
なるほど、それは行っておかなくてはならないなあ・・・。
せっかくだから以前から行きたいと思っていたが機会がなかったヤマハコミュニュケーションプラザと
スズキ歴史館にも行ってみることにして、情報を集める。スズキは事前予約制だったので、
ネットからそのまま予約を取ってしまった。まったく、便利な時代になったものだなあ・・・。
このHPを開始してから何度同じ事を書いたか忘れてしまったが、子供の頃には想像もできなかったぞ。


8月19日 あの封筒はぜひ公開したかった(−−〆)

私がディーラー勤務をしていた時には当然、継続車検の受け付けも仕事のうちだったのだが
当時は自動車税の滞納については事実上罰則がなく車検の時に2年分まとめて支払ってもほとんど問題はなかったので、
いざ車検の時になって私がその支払証書を県税の窓口までもらいに行ったりして苦労した覚えも多少ある。
それからあの制度が変わったことは知識として知ってはいたが、自分の車を所有しない期間が随分長いこと続いたので
実際のところどうなるのかが今ひとつ知識として自分のものになっていない。
「確か差し押さえを命じられるようになったと思うが・・・。放っておいたらどうなるだろう(^0^)」と
知識的好奇心が納税の義務感を上回る自称優良納税者の私は例によってロクでもないことを考えて、
春からセルシオの税金を意図的に滞納していたのだ。
そうしたら遂に県から真紅色の封筒が届いたので、「遂に来たかッ!」とわくわくしながら開けてみると
「31日までに自動車税の支払が無い場合、順次車両または給料の一部の差し押さえの手続きを行います」という
要所要所が赤い極太ゴシック文字で印刷された通知書が入っていた。
あのインパクト抜群の封筒と書面を親が捨ててしまったので、写真が無いのが何とも悔やまれる。
さすがに来年同じ事をやる気にはならないし(;^_^A
別に支払い能力が無いわけではないからきっちり税金は滞納分の手数料も含めて払い込んでおいたが、
県も強硬になったものだなあ・・・。
まあ、県の担当者にとってはた迷惑という事を別にすれば何事も経験だ(*^^)v


8月22日 浜松巡り

かねてからの予定通り、浜松に行って色々と見て回る。まずはスズキ本社の向かいにある、
2009年に開館したスズキものづくり館を見学した。


スズキ本社の正門。ここを右折してすぐ右側にあります。


エントランスには8耐の優勝車が。記念すべき優勝車両が走らせたヨシムラジャパンではなくこちらに置いてある辺りに
個人的には色々と考えさせられるものが。

自動車雑誌で概要は知っていてこれは期待できそうだ・・・と思っていたが、スズキの創業以来の歴史から
そのコンセプト、現在の企業としての姿勢などがかなりコンパクトにまとまっていて正直予想以上だった。
一昨年ホンダの鈴鹿工場を見学した時よりよほど有意義だったと思えたな。

 
展示品の数ではホンダのコレクションホールとは比較になりませんが、その分一台一台をきっちり見せて、
その商品としての社会的な意義まで含めて説明することに重点を置いていた印象。歴史館という名前に偽りなしでした。


 
自動車のクレイモデルの製作風景と船外機にB−KINGのクレイモデル。テスト風景や生産設備などもしっかり見せていました。


スズキの地域との関わりや世界各地の子会社も紹介していたんですが、休憩スペースにはなぜかGSV−Rが(^_^;)

 
フロンテクーペと、初代アルト。小学生の頃随分見たなあ・・・。アルトの展示には特に力が入ってました。


おなじみ初代ガンマに1100刀に。刀はファイナルエディションのシリアルナンバー1100でした。
いずれ何らかの形で復刻するに違いないと思っていますが、ともかくこれが最後の刀。



右側は名前と存在だけ知っていた蘭。いかにもスズキらしいネーミングだ?バイクに興味を持ってから、はじめて実車を見ました。


スズキ初の750ccバイク、GT750。


実車を見るのは二度目、唯一のロータリーエンジン搭載車のRE−5(初期型)。

展示内容は大いに満足できたので、スズキ本社すぐ近くの浜松餃子もなかなか食が進んで気分良かった(^0^)
それから浜松市美術館に移動したのだが、駐車場の入り口がわからなかったので(この日は車で移動していた)
仕方がないので民間の駐車場に車を止めて、浜松城を横断して美術館に向かうことにする。

 
城はまあよしとしよう。宮下英樹の一枚絵が飾ってあったのも嬉しいサプライズだった。
ただ右の画像の銅像、縮小して見づらいからわざわざフォトショップで加工したが、どこが「若き日」なのか誰かつっこんでやってくれ(-_-;)


駐車場のバイク比率の異様な高さは、とてもここが美術館だとは思えない・・・(^_^;)


休憩室にはこんなのが。ホンダの工場が熊本に行ってしまったとはいえ、さすがは「町工場回って集めた部品でバイクが作れる」というバイクの町浜松。
子供の頃から二輪に親しめる環境を作っておく事は、行政の面から考えてもいろいろと有意義だと思います。



浜松に拠点を置く(一部過去形あり)ホンダ・ヤマハ・スズキの三社が協力。展示車もなかなかでしたが、
壁面のイメージスケッチは普段雑誌の特集記事くらいでしか見られないもの。イラスト類は写真撮影不可でした。


しかし、あえてこういう事も不可能ではない(笑)バイクと一緒に撮ってピントを背景にあわせておくとか、ズームを駆使するとか。
別に真剣に撮影しようとはしてないですけどね(^^) 直筆のイラストはもちろん初めて見ました。


ちなみに、上の画像はこれを切り抜いたものだったりします。画質優先でピクセルはできるだけ大きく(笑)

 
ヨンフォアにRZにNSRに・・・。今回はデザインが焦点なので車種選択も「デザイン的に意味がある」と思われるものを選んで持ってきている印象で、
それはそれで立派な展示の仕方だと大いに共感できました。(一部首を傾げるものもあったけど)
あまり歴史的意義とか堅苦しいことを考えなくていいし、見ていて楽しいし。


ホンダがこれを持ってきたのはさすが。ワルキューレ・ルーンの実車は初めて見ましたけど、すごいな、これ(@_@)


往年のレーサーもなかなか。ただ、戦績より見た目優先で選んで欲しかったような気も(^_^;)



エンジンのデザイン検討用モックアップもありました。もちろんスズキの油冷ユニット。

 
NRのプロトタイプは大学生の時に東京モーターショーで見て以来。今見ると生産型とは結構違います。


ヤマハのショーモデル、サクラ。市販されなかったのは残念でした(-_-;)

撮影したのは当然展示品のごく一部に過ぎないのだが、
それにしてもおよそ美術館らしからぬ展示だったというか、バイクの町浜松だからできたというか。
少なくとも私の住んでいる岐阜市では、おそらくこれだけの展示会は未来永劫開催できないだろうし
この展示会を美術館で開催できるところに浜松の懐の深さというか、バイクへの理解度を感じた。
これほどのものだとは正直言って予想していなかったなあ・・・。
それから更に移動して、今度はヤマハ・コミュニケーションプラザに行く。ご存知ヤマハ本社の敷地に併設されている
企業ミュージアムだが、ここにまだ行く機会がなかった辺りに私の浜松での行動範囲の偏りが見えるな。
ヤマハ本社の所在地は磐田市だが、細かい事は却下だ。


等身大パネルまで使っての展示。MOTOGPはやはり花形だけに、展示も優遇されているなあ・・・。
GPマシンが2台並ぶ光景はサーキット以外ではあまりありませんが、こうして見ると仕様の違いがよくわかります。

 
ロッシのヘルメットの塗装は凄まじいクオリティ。エンジンは削り出しですが(量産しなければ鋳造より安い)
カーボンパーツのクオリティは市販アフターパーツは勿論、メーカー純正採用品と比べても更に2段から3段くらい上ですな。
素材は多分東レのカーボンプリプレグだと思うけど(積層ごとに糸の太さを変えたりしているかは不明)、クロスの張り込み方や
裏側の処理の見事さは市販品とは比較にならないレベル。

今回はロッシがドゥカティへの移籍を発表した直後だっただけに、「今行っておかなくてはこの展示はもう見れないぞ!」という思いも
正直、あった。で、併設の売店にはロッシのグッズのコーナーがあって
「ここが撤去されるのは11年になってからか?それとも最終戦が終わって、直後に11年モデルのテストが始まるまでか?」
などと言うことを考えながらせっかくの記念だし、何か買おうかと思って見てみるとロッシのグッズはそれほど高品質とも思えない
(ジャンルは違うが私も服屋なので、ある程度はわかる)Tシャツ1枚が5000円オーバーとか、結構強気の価格設定である。
あと3ヶ月もすればほぼ確実に撤去されるだろうから、買うなら今という気もあったのだがこの値段を見ると
「製造原価がこのくらいで、ヤマハへの仕切りが多分これだけとしてその差額がロッシの儲けか・・・」などと本業の癖が顔を出してしまう。
「ロッシの推定年収36億のうちヤマハとの契約金はその半分以下のはず。残りはこういう地道な収益の積み重ねでもあるのか・・・」
と思って、結局買うのを止めた(^_^;)


これが昨年ハガノリの王座を阻んだR1かっ!(書き方に多少バイアスかかってます)

 
GPマシンの展示は質・量共にホンダのもてぎにほぼ匹敵。ヤマハファンは一度は行っとけ的場所です。


 
OW−01と2階のギャラリー。こんなものも作っていたのか・・・という発見多数でした。

総じて充分見るに値する施設で満足できたのだけれど、もてぎのコレクションホールやスズキの歴史館に比べると
正直なところ見劣りしてしまうというのが率直な感想ではありました。無料開放している施設に文句を言ってもいかんのですが。
個人的には展示説明がわりとあっさりしているので、スノーモビルなどの自分ではあまり興味のない展示品は
「ふ〜ん」とサラッと見て終わりになりがちだったのがちょっと惜しかったかなと。
その点スズキは後発の有利もあるでしょうが(二輪と四輪でかなり差はあったけど)説明がしっかりしていましたね。
この後で足にしていたサクシードにR1150RTのエンジンを積み込んで、エアコンを切ってパワーを稼いでアクセルを床まで踏んで
ショップの閉店に間に合うよう浜松から名古屋まで爆走したとか、この時浜松市博物館でも 特別展「浜松オートバイ列伝」を
開催していたことを後日知ってひっくり返ったとかいろいろあったんですが、それにしてもお腹いっぱいで存分に楽しめた一日でした。


9月4日 先日仕事をしていて急に体調が悪くなったので珍しく仕事を切り上げて病院に行ってきた所、
「基礎体力が低下しているのでちょっとしたことで簡単に体調を崩しやすくなっている」との診断をもらったので、
「では、体力をつけるか」とうなぎを食べに行くことにした(^^)v
運動をしたり焼き肉を食べたり栄養ドリンクを飲んだりと対策はいくつかあるが、
ここは一番ストレスがたまらなそうな方法にしよう、という食欲への体のいい理論武装であるd( ̄  ̄)
浜松ならいくつか当てはあるが、基礎体力が低下している状態で炎天下の岡崎の渋滞にバイクで突撃は避けたかったし
あの渋滞に車ではまりに行くのも同じくらいイヤだったので、今回は岐阜の店に車で行くということになった。
たまには岐阜の店の新規開拓も悪くない。
かくしてわりと評判の良い郡上市の川魚料理の店(吉田屋もいいが、今回は別の店にした)をセルシオに吸盤で付けている
ユピテルのイエラのナビで検索して、あまり深く考えずに目的地設定して出発した。
しかし、途中で高速に入るインターを変えてリルートしたら鬼のように一般道優先ルートばかり案内しはじめて、
東海北陸道を北上する間中ずっと次のインターで降りろ降りろとやかましい。
で、予定のインターで下りたら最初の分岐をいきなり予想とは反対方向に曲がれと出て、幾らなんでもこれはおかしいと
逆らって走ったらそのうちに自力でリカバリー。ここまではまあ良かったが、目的の店は川沿いにあるはずなのに
ナビの案内に従っていたら車はどんどん山奥に分け入っていく。いくら何でもこれはおかしいと思って詳しく調べてみたら、
電話番号で店を検索したのにナビの案内地点は店の場所ではなく、番地を除いた
「番地がわからなかった場合のその地名の中心地点」を案内していた!( ̄□ ̄*)
だったら、電話番号で検索できませんでしたとかメッセージ入れろよ。中心地点をしれっと目的地に表示するな(−−〆)
結局ナビでは正確な場所が分らなかったので、店に電話して行き方を聞く羽目になったが、
そのお陰で到着が遅れて並ばずにすんだのは果たして喜ぶべきだったのだろうか・・・?
今更だけど、私の古い型のイエラは有り体に言ってナビとしては使い物にならんな(この型にファームウェアのアップデート等はない)。
レーダー探知機としてはまずまず優秀だから、まあいいけど。


9月5日 カフェミーティングに参加する

MOTO NAVI誌が小林夕里子氏とコラボして開催している企画・カフェミーティングに参加してみる。
以前から行きたいと思っていたのだが、これまで多忙で都合がつかなかったのだ。
MOTO NAVI誌と言えば以前はライダーに似合う飲み物はコーヒーだからという理由で缶コーヒーの飲み比べインプレッションという
どう考えてもおバカな企画をレギュラー・ブラック・アイスなど何号かにわたって連載していたこともある雑誌だが、
私もコーヒーを飲むためにだけバイクを動かす事はたまにあるし、カフェへのこだわりは個人的にも大いに共感する。
本来ならばカフェを飲みに行くならカフェレーサーで行くべきだろう、とビモータで行きたかったのだが、
あいにくとまだインナーローター交換の件が進展していない。それだけのためにまたバイクを引き揚げて来るというのも避けたかったから
今回はメガモトで行くことにした。もちろん、今年はすっかり暑さにやられている身だからK100RSはお留守番だ。
あれで行こうものなら死んでしまうのではないかと思ったほど今年の夏は暑い(@_@)
そんなわけで上下フルメッシュのウェアで出発したのだが、名神高速道路はともかく京都市内に下りてからはまたしても異様な暑さだった。
通り道沿いにあったデグナーにも寄る気になれず、少しでも早く到着しようと先を急いだがメッシュウェアを通ってくる風は
どう考えても体温より暖かい。帰宅してから調べたら京都市内は今年一番の暑さで37.7℃まで上がっていたようで、むべなるかな。

K100RSならこんなものではすまなかっただろうが、本来結構涼しいはずのメガモトでも結構な暑さがきて、正直こたえる。
(R1100系と比べてパワーも上がっているのに足元の暑さが緩和された点はR1200系の改良点として高く買っている)
やはり、ブーツは早いところエアスルータイプの涼しいものが必要だなあ。
それを履いてR1100系に乗ったらとつま先が低温火傷するのではないかと思ってこれまで躊躇してきたが、
別にR1100RSばかり乗っているわけではない・・・と言うか、
ほぼ6年あのバイクに乗っていないし( ̄□ ̄*)
さて集会の方だが、何となく初期の秘密集会のような印象を受けた。BMWBIKES誌を除けばバイク雑誌の集会は
今はなきクラブマン誌のミーティングしか参加した事はないが(RIDE誌のミーティングにも一度行ってみたいと思っているが、
まだ都合のついたことがない)思うにこの手の集会の盛り上がりは、主催者側の努力によるものと(場所のセッティングに内容、
進行、話術など)参加者同士が勝手に盛り上がるものの二つがあると思う。
ここでハーレーやBMWの集会なら知人と合う確率も高くなるだろうし同じメーカーの車両はオーナーなら大なり小なり興味があるもので、
参加者同士で盛り上がるのはそれほど難しくないと思うが、今回のように単一車種が対象の集会ではない場合だと、
参加者同士に知人が居る可能性が大幅に減るし隣に停まっているバイクが自分に興味のある車両だとは限らない。
結果として、参加者同士の話や交流は希薄になりがちではないかと思うのだ。
この集会がパーフェクトだったとは思わないが、コバユリ氏をはじめスタッフの方々の参加者を楽しませようとする姿勢は
伝わってきたし、「次回も行ってみるか」と思える気分で帰途に着いたのだ。あと、肝心のコーヒーはなかなか良かった(^0^)


これは集合写真を撮る時に反対側から。

9月17日 伊豆スカを走っておこうツーリング開始

週末の伊豆ツーリングに備えて、一足先に段ボールに詰めた荷物をクロネコヤマトからカイザーベルクに送り出す。
昨年もビモータで同じ事をやったけど、これをやれば積載能力のハンデを相当に消せるから、有難いと言えば実に有り難い。
以前ネットの掲示板で同じ手を使ってMVアグスタF4セリエオロでスキーに来ていたという剛の者の話を見たことがあるが、
少なくとも荷物を背負わない分移動区間での疲労は軽減できるし、荷物を積まなければ走行性能でも有利だ。
そんなことを考えなくていいのがツアラーの長所だが、これもスポーツバイクの行動範囲を拡張する方法論だと
前向きに考えることもできようというものだ。

かくして、仕事を終えてからメガモトに最低限の荷物を積んで沼津に向けて出発。今晩はスーパー銭湯で一泊して、
翌朝は早朝から箱根〜伊豆と回ろうと言う魂胆だ。

9月18日 ツーリング初日

3時間ほど寝たら目が覚めたので、これ以上仮眠していても時間の無駄とすぐに出発する。
沼津から伊豆縦貫道を経由して国道1号に入り、箱根峠までおとなしく駆け上がる。
箱根は経験皆無ではないと言ってもこの辺りの取り締まり状況はほとんど判らないし、一応事前に掲示板で聞いて
情報を教えてもらっていたとはいえ捕まって免許がなくなったら自分の責任だ。それに今は残存点数3点だが
点数が復活するまでにはあと1ヶ月ある。まあ捕まるときは多分一発だろうが(^_^;)、それでもリスクは避けるに越した事はない。


スタート直前。沼津インター手前のファミリーマートで5時36分撮影。

箱根峠に到着したのは6時ちょうどで芦ノ湖スカイラインはまだ料金所が閉まっていたが、料金所を開けに来たおじさんは
岐阜ナンバーを見たためか無料で通してくれた。ありがたやm(_ _)m
それから箱根スカイラインまで軽いペースで感覚を掴みながら走って、長尾峠で折り返す。早朝で交通量が少ないことも大きいが、
箱根はいつ来てもいいところだ・・・(^0^) 視界はそれほど開けていないから無茶なペースアップは禁物だが、アップダウンが多くて
道がかなり曲がっているので走っていて実に楽しい。
K100RSだともっと楽して走って来れる代わりに、肝心の走りどころでは
メガモトほどには楽しめないからな(当たり前)。



早朝の三国峠。午前6時8分だったので早すぎてまだ日光が差し込んでないです。
駐車場に日の光が差し込む時間に来ていたら、この写真はたぶん背景か年賀状に使っていたと思う(^_^;)



レストハウスレイクビューの駐車場から、6時24分の芦ノ湖。

それから箱根峠に戻り、今回最大の目的地の伊豆スカイラインに向かう。例によって取締りが怖かったし、
伊豆スカイラインの二輪事故防止の話がいろいろ出ている最中だし、ましてやシルバーウィークの初日だ。
羹に懲りて膾を吹くの喩えもあるが、これで警戒せずに走れるほど私は能天気な性格ではない。
最初はレーダーでの取締りが技術的に不可能だと思われる箇所(ネットで調べればいろいろ出てくる)以外は
とにかく追い越しを一切避け、前の車についていく走りに徹していた。ずいぶんストレスが溜まってしまったが、
最初はまあ仕方がないだろう。また明日も走るから、その時に生かせばいいのだ。


7時50分に関東のライダーにはおなじみ、亀石スカイポートで。

それから昨年走ってかなり感銘を受けた、西伊豆スカイラインに向かう。例によってどこで取締りをやっているかわからないので
警戒してあまり飛ばしてはいなかったのだが、スカイラインの近くでR1150RTに追いついたら、首尾よくペースアップしてくれた(^0^)
幸いにしてこちらはメガモトだ。バイクの性能差があるから腕が同じなら速さで負けるはずがない(爆)ので、
これ幸いともし取り締まりに遭っても自分は無事でいられるよう適当に距離を保って、ペースメーカーにさせていただいた
(私はこの辺のやり方は結構ずるい)。

西伊豆に入ってからは単独走行になったので、さすがに稜線上でネズミ捕りもあるまいと一気にペースアップする。
以前からの前乗りの練習も兼ねていたので、カーブではイン側の膝がシリンダーに当たるまで腰をずらして遊んでいたが
(シート座面への荷重がその分抜けるから、早く走るだけならたぶん意味はない)フロントに履いたBT−003ストリートの
グリップに頼りすぎという感はあったものの、「相変わらず景色は抜群だしカーブの曲率も私好みだし、言うことない最高!」と
終始ご機嫌で走っていた。とはいえ、一昨年と比べても路面が荒れている印象は受けたな。
下りのタイトコーナーなどでは「この路面では無茶できないなあ」と思って少し自重する場面が何度かあった。
一昨年は荒れているとはいえそこまでの気分になる事はなかったのだけど。


フロントタイヤ。無理をしない程度のバンク角で楽しく遊びました(^0^)


8時26分土肥の駐車場で。それにしてもタイヤ痕多過ぎ(苦笑)走り屋さんも何やってんだか。


土肥の駐車場にあった自然歩道の案内板。わかりやすくわざわざピンクで着色したが、
全長42.8キロの山道を「いつまでも歩きたくなる」って、山伏じゃないんだから(;^_^A

仁科峠から西へ向かい、黄金崎からは海岸線を反時計回りに回っていった。私のツーリングは時間帯を前倒しして
混みあう時間帯を避けて早めに走り終えるのがほとんどだが、今回はそれがうまくいったな。


9時8分黄金崎で。岬もさることながら海も綺麗なところでした。


10時20分石廊崎漁港で。こういう奥まった漁港ははじめて見たのでちょっと新鮮。時間の都合で灯台はパスしました。


弓ヶ浜の海水浴場10時38分。まだ海水浴客が居るというのが、今年の猛暑を物語っているな(^_^;)

昼食は下田あたりで・・・と考えていたのだけれど、「そういえば弓ヶ浜には伊勢海老ラーメンで有名な青木さざえ店があったな」と
ふと思い出したので、早めの昼食にする。弓ヶ浜に北のも初めてだが、名前だけはアウトライダーの別冊で学生の頃から知っている。
しかし、迷わず伊勢海老ラーメンを避けてアワビ丼を注文した(^_^)
好みはあるだろうし伊勢海老の漁師さんには悪いが、伊勢海老って正直そんなに旨いか?
見た目が立派で縁起物として申し分ないのは認めるが、旨味だったら公平に考えて車海老の方が上だろう。
こっちの方が圧倒的に安いし。
ということでアワビ丼を頼んでみたのだが、率直に言わせて貰えば観光地の有名食堂の水準を
超えるほどのものではなかった。ちょっと残念(-_-;) 万宝に行ってみるべきだったか?


アワビ丼1680円也。悪くはなかったけど、二度食べる必要はないかなあ・・・。

それから下田に立ち寄り、時々寄り道しながら宿泊先のカイザーベルクを目指して北上する。この頃になってくると交通量も多くなり
午前中のような快走ペースは望めない。それでも充分に時間があったので、寝不足と予想を上回る暑さでの疲労を取るべく
途中の日帰り温泉に立ち寄って汗を流して仮眠を取る余裕すらあった(;^_^A
伊豆バイオパークや熱川バナナワニ園などにも寄ればよかったな。


下田の道の駅11時46分。キンメダイはいつの間にか伊豆の名物になっていて、全体的にかなり高価。ちょっと手が出ない(^_^;)


伊豆で一番人気という白浜海岸12時6分。よくある名前ですが、かなり良さそうな海水浴場でした(^0^)

かくして2時半頃にカイザーベルクに着いたのだが、受付で宿泊の確認をすると「はい、今日一泊のご予約でしたね」と聞いてくる。
何イ!?( ̄□ ̄*)
予約は今日明日の二日間で取ってあったはずだが、記録を調べてもらうと確かに今日だけの宿泊になっているという。
今はシルバーウィークで、当たり前だが翌日の空き部屋など無い。手続き上は宿側のミスだが、
以前予約内容確認の書類を送ってきた時に確認作業を怠った私にも責任はある。さて困った、明日はいきなり撤収か!?
はたまた或いは友人宅に転がり込んで一泊させてもらい、月曜日は一旦諦めたバイクの森おがのに寄って帰ろうかなどと考えたが、
宿の偉い人の裁量で、唯一空いていた一泊3万円の特別室に追加料金なしで泊めてもらえることに。
これは実にありがたかった。カイザーベルクのスタッフさんには本当に感謝だm(_ _)m
ちなみに初めて泊まったカイザーベルクの設備だが、基本的には一般のビジネスホテルとロケーション以外にそう大差はない。
違うのは同じくレッドバロンが経営するタイ料理のレストラン・ナムチャイと同じようにゲタ箱がブーツのサイズになっていたり
玄関にはヘルメットを入れてダイヤル式のロックができる無料の収納ボックスがあったりとライダーにとっては
便利な設備が備わっているのと、談話室の雑誌と漫画がバイク関係に激しく偏っていること、
廊下にかかっている絵が全部バイクの絵だったりすることぐらいだ(^_^;)


あと、忘れてはいけないのが防犯体制。入り口のゲートは夜になると施錠されるので、
ユニックでも持って来ない限り盗まれる事はないでしょうな。この辺はさすがの配慮。

夕食までにはまだ時間があったので、あろうことか自宅に忘れてきた( ̄□ ̄*)伊豆のガイドブックの代用品を調達しに本屋に行ったり
近くのコンビニで買出しをしたり仮眠を取ったりしながら時間を潰す。夕食は予約しておいた、タイ料理のディナーコースだった。


写真は19日に撮影したのだけど、説明の都合で18日分に使用。
この時は自爆してしまい本当にきつかったけど、その説明はまた翌日分で。

レッドバロンのHPから各地のカイザーベルクをチェックすると宿によって併設の食堂のコンセプトをまるきり変えて居るのが判るが
海産物が豊かな伊豆のカイザーベルクを地元の食材を使った和食中心のメニューにせずに
宿泊客限定・予約のみのタイ料理のレストランにするというのは「何でやねん???」と未だに理解に苦しむ部分がある。
ただ、ナムチャイの岡崎店と豊田店は両方とも行ってみて充分合格と判断しているから
(以前も書いたが日本人向けの味のアレンジはほとんどやっていないので、好みは分かれる)
当り外れがあるかもわからない現地の食堂に賭けるよりは確実に安全パイを取っておこうと考えたのだ。
この時にはまだこあじの伊豆ツーリング情報などは知らなかったしな(;^_^A
ナムチャイは味については期待通りで、面白みには欠けるが充分に合格点だった。
問題は朝晩とタイ料理の日が2日間続くことだが、これはやむを得ないな・・・。
2泊目については、特別室の提供で宿に無理してもらった分食事くらい宿にお金を落としてやらなくてはという気持ちもあるし。

なお、岐阜から宅急便で送っておいた低周波治療器は超有効で、筋肉の疲労を効果的に解消してくれた。
長距離ツーリングにはあるとかなり便利な装備だな、これは。


9月19日 ツーリング2日目

タイ料理の朝食を取ってから形の上では一旦チェックアウトをして、段ボール箱に入れた荷物は
受付でもう一度預かってもらうことにして出発する。
連休の中日で道路は混むだろうし、昨日のように早朝のうちに一気にハイペースで距離を稼ぐことはまず無理。
だったら観光もしながら、ゆったりと走るのも悪くないと考えたのだ。
昨日調べ直した情報から、まずは宿から程近い城ヶ崎海岸に行ってみることにした。ウィキペディアによると
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現在は都心に近い名勝ということから、門脇吊橋を中心とした一帯はドラマ・映画・旅番組のロケーションとしてよく使用される。
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とあるのだが、当時の私はそんなことは知らない。
「溶岩が海に流れて固まった海岸か、なかなかの光景だなあ、何となく見覚えが歩けど何かのドラマで見ているのかもな」
と思って暑い思いをしながら散策路を歩いていたのだが、海面からの高さ41メートルという門脇吊橋を見て、ふと足が止まった。
「これは・・・もしかして快傑ズバット最終回のロケをした所なのではないか?
どう考えても景色に見覚えがありすぎる。快傑ズバットはDVD−BOXは購入しなかったが全話LDはまだ持っているのだ。
(後で調べたら、DVD−BOXの特典映像にはロケ地探訪で城ヶ崎海岸が出ていたらしい。LDにそういう特典はなかった)
慌てて携帯からネットにつなぎ、情報を調べてみるとどうやらここで間違いないらしい。東條刑事に名前までしっかり読んでもらえた
ホテル清風閣は既に取り壊されているようなのが残念だったが、久しぶりに特撮ファンの血が騒いだ私は
「ここがダッカー極悪三兄弟が逆さ吊りにされた吊り橋か!」
「ここがズバットと総統Dが最後の決戦をやった場所か!」
「いのくままさおカメラマンが最後の戦いをとんでもない引きの構図で撮ったのはここからか!」と
いきなり狂喜乱舞モードに突入してしまっていたo(^-^)o


件の吊り橋。高さ41メートル。ここから逆さ吊りか・・・(^_^;)
ちなみにこの場所、仮面ライダーでも後の仮面ライダー剣でも使用されているようです。


ただの歩きづらい景勝地も、特撮ファンのバイアスがかかると感慨ひとしお(*^-^*)

大いに気分を良くした私は、そのまま伊豆スカイラインに上がって大観山まで往復することにした。
ただし取締りの感覚は昨日より多少つかめてきたものの、依然としてはっきりしないし勿論地元のライダーには遠く及ばない。
さて何か適当なペースメーカーは・・・と思って探していたらいいペースのZRXが追い越していったので、これについていくことにする。
後ろに付かれた方からすると直線でもカーブでもZRXより速いのに距離を保って追い抜こうとしない、
黄線またぎの追い越しで突き放してもそのうち追いついて後ろについているという、実に嫌な走り方だったと思う(;^_^A
が、要は(ZRXもたぶん)余裕を持って快走する程度のペースの話で、私も目を三角にどころかイヤホンで音楽を聞きながら
余裕綽々で走っていたわけだし。
結局冷川からすぐのところから玄岳を越えて交通量が増えるところまで追走していたから・・・大変ありがとうございましたm(_ _)m
それからまた伊豆スカイラインを往復して今度は天城高原まで走り、伊豆高原から海岸線を南下する。


亀石のトイレに貼ってあった安全啓発のポスター(だな)。
無意味な取り締まりは大嫌いですが、安全運転そのものは文句なしの正義。頑張っていただきたいですな。
伊豆スカイライン・ライダー事故・ゼロ作戦を開催した神奈川県警大仁警察署の製作のようですが、
それにしてもプロテクターからライダー用エアバッグジャケットまで推奨するとは
かなりわかっている人が作っているなという印象。どちらにしろ、単純に禁止しようとはせずに利用者に訴えかけることで
通行禁止を回避しようとする警察の姿勢には私も大いに共感できます。

さて遅い昼食となるのだが、夕食と明日の朝食はカイザーベルクで決まりで明日の昼食は伊豆で食べている
時間の余裕はないから、伊豆で自由に食べられる食事はこれが最後になる。
こういう時に「人間はどうして一日三食なのか」と理不尽さを嘆くこともあるが、ともかく昼食は以前友人に薦められた
海女の丼屋に行ってみることにした。
しかし伊豆熱川のあたりで事故による大渋滞に捕まってしまい、進むも戻るもできなくなってしまった(-_-;)
この辺りの休日の交通量に対して道路のキャパがまるっきり足りていないところと
バイパス路が少ないところは、関東の観光地に共通する問題だなあ・・・。
私は東京の人ごみがどうしても嫌で迷わずUターン就職をしたようなタイプの人間なので、余計にそう感じる。

そんなこんなで店への到着は大幅に遅れてしまい、14時半になってしまった。
しかし驚いたことに、この時間でも店の前にはまだ行列ができている!
「シルバーウィークとはいえ凄いな、さすがは人気店」と感心しながら待っていたら3時頃にようやく順番が来たので
小丼三昧を頼んで待つことしばし。
出てきたのは小丼と両脇に同じくらいの大きさのガラスの器に同じような料理(ご飯なし)が載った三品目だった。
味は申し分ない。私がこれまで食べた海鮮系の料理でもトップクラスなのではなかろうか?とはいえ、やはり結構量がある。
「随分遅い昼食になってしまった、夕食は6時からだからちょっときつい(時間の変更はできない)が、まあ何とかなるだろう」と
一品料理を2〜3点追加注文しながら、眼前の料理を完食する。
「うん、旨かった!さすがは有名になるだけあるな。しかしもう限界に近いな。一品料理ちょっと多かったかな?」と思いながら
追加で頼んだなめろうに舌鼓を打っていると、突然左手に店員さんが立ち、
「すみません、料理を間違えてお出ししておりました。こちらが正しい料理となります。
追加のお代は結構ですので、こちらもどうぞ召し上がってください」
と言うが早いか眼前の空になった小丼三昧−によく似た別の料理だったらしい−が視界から消え、
入れ替わりに本物の小丼三昧が置かれた。


今にして思えば、左右の器がガラスだったこととご飯が入っていなかった時点で気が付くべきだった・・・(^_^;)

・・・何て答えたらいい?

本来なら喜ぶべきところだったかもしれない。或いは間違いに気付いた時点で声をかけていてくれれば、
快く注文を変更して清算しても良かった。しかし完全に調理したものをもう一度出されたら、
いくら腹が一杯になっているとはいえもう要らんと突っ返すわけにはいかない。
(私は子供の頃から食事は「とにかく残すな」で躾けられている)2時間半後に後がつかえているわけだが、
それをグッと腹に溜めて眼前の食事に全力で挑むしかないではないか。
店員さんも知ってか知らずか「上だけ食べていただければ結構ですから」とわかったような助言をしてくる。
むう・・・。学生の頃ならこの位の量の食事など楽勝だったのに、年は取りたくないものだ。
結局上の魚全部とご飯を半分くらい食べて店を出たのだが、腹がふくれすぎて気分が悪くなってきた。
しかしもう4時近くになっているし、宿の食事には間に合うよう帰らなくてはならない。R135はまだ大渋滞だろうから、
やはりR414から天城越えをやるしかないなあ・・・。
そんなこんなで宿まで戻ったのだが、走りを楽しむどころではなく安全走行に必死だった。ある程度やむを得ないとはいえ、
食べ過ぎで身動きできなくなってまともに走れないとは情けない・・・。カイザーベルクのスタッフの方に説明したところ苦笑しながら
「食事の開始時刻は6時半くらいまでなら遅らせることができますよ」と教えてくれたので一も二もなくお願いする。
しかし如何せん遅すぎ&量がありすぎた昼食の影響は如何ともしがたく、せっかくのコースディナーは3皿目でギブアップ。
スタッフに詫びて部屋に引き揚げる羽目になった。あれは申し訳ないことをした・・・(-_-;)


ということで、その時に撮った画像を再掲載。この時点で体の動く度合いは風邪引いている時と同程度。
これからの料理を想像して、実に絶望的な心境でデジカメを構えていたわけですよ!

さてほうほうの体で戻った特別室の風林亭(6人までのグループ料金31500円)なのだが、こちらは抜群に良かった。
というより、2人以上で泊まるならこちらを選ぶ意義は充分あるんじゃないか?3人だったら迷わずこっちだ(* ̄0 ̄)o


外観。もろに和室の離れそのものです。

 
中は10畳の和室と8畳の和室。仕切りは襖だけで、事実上一続き。クーラーは2台あります。


縁側もあります(くれ縁)。雨戸でないのはまあ仕方ないかと。


渡り廊下の先には・・・。


24時間使用可能な源泉かけ流しの専用温泉o(^-^)o

正直なところ特別にお金をかけた作りではなく、安普請とは言わないまでも高級感はあまりない。
しかし建物も09年6月オープンと新しいし、値段を考えればその設備だけで充分にお値打ちだと思う。
ましてやこれが休日割増料金をプラスして一泊二食で10290円で泊まれたという事実は筆舌に尽くしがたいものがあり、
私も温泉に浸かりながら「この料金だったらなあ〜、あと1週間くらい逗留したいなあ」と考えていたヾ(@^▽^@)ノ

9月20日 ツーリング3日目

併設のレストラン・ナムチャイ城ヶ崎は宿泊客のみが利用できる完全予約制なので、必然的に宿のスタッフが
ウェイター等を兼任する形になる。以前聞いた話ではナムチャイのコックは日本語を喋れない奴をタイから招聘しているそうだから
ここもたぶん例外ではあるまい。そうすると人件費が・・・などと考えながら朝食を食べていたら、
隣のテーブルの宿泊客がスタッフを捕まえて「普段の食事はどうしているんですか?」と聞いていた。
興味をもったので聞き耳を立てていると、「休暇の時以外は一年間ずっとタイ料理のまかないです」と言う。
これは驚いたな・・・(@_@)
「ええっ、それで日本食が食べたくなったりしないんですか」との問いには「慣れましたからd( ̄  ̄)」と答えておられたのだが、
いや、そういう問題なのか(;^_^A 
私はタイ料理は結構好きな方だと思うが、それでも飽きて他のものを食べたくなる時はあるぞ。
これ以上下手なことを書くととても失礼になりそうなので止めるが、
「いやあ、スタッフの人凄いなあ、私には真似できんわ」と率直に思った事までは書いておこう。
そんなこんなで、「また是非いらしてください」とのスタッフの声に送られて、私はカイザーベルク城ヶ崎を後にした。
好印象の7割くらいは特別室に依存している気がするのがちょっと問題だが、
実際印象は非常によかったのでまた伊豆に行く時には是非利用させてもらうとしよう(^0^) 
あとはそれまでに伊豆スカイラインが通行止めになっていないことを願うだけだ。

そこからは有名な峠の茶屋で昼食を・・・と思って入ったら間違えて手前の別の店に入ってしまい、
とろろ蕎麦がいまいちの味で残念な思いをしたとか
もう一度西伊豆スカイラインを走って気分爽快だったとか、そこからまたしても伊豆スカイラインに入ったら冷川インターの料金所で
「あんたここのところよく走ってるな」と料金所のおじさんに話しかけられたとか、天城高原料金所の近くで事故が発生していて
「どう見てもこれ、ただの直線で自爆事故やってるだろ・・・」とちょっと暗澹とした気分になったとかあったが、
御殿場で久しぶりに友人の墓参りをしてから高速道路一気走りで帰ってきた。
一昨年に伊豆スカと西伊豆を初めて走って「日帰りではもったいない、泊まりで走ろう」と思い立ってから実行するまで
ほぼ2年かかったが、これでいつ二輪通行禁止になっても・・・と遠隔地のライダーとして言えるくらいには走ったかもしれない。
疲れたけれど、実に面白いツーリングだった!


西伊豆スカイラインの途中で。10年最初のHPのトップ画像はこの反対から撮ってます。

9月22日 以前からセルシオのエアコンのフィルターが走行距離的にほぼ限界に来ているのが気になっていたので、
ディーラーに工場に放り込む。空気清浄機のフィルターもまとめて交換を依頼したが、部品の手配の都合があるから
整備完了は明日になるな。使うのは25日だから、その時に引き揚げれば充分だ。

9月25日 朝一でセルシオを受け取る。工賃込みで約12000円。そう安くはないが、これで何年か使えると思えばよしとしよう。
それから学生の時の所属サークルのOB会の近い年代有志の会合があったので運転手役も兼ねてセルシオで車山高原まで走る。
そちらの会合の方はHPと関係ないので伏せるが、夕日が沈むのを見に行った時に走った夕刻のビーナスラインは車も少なく、
ちょっと暗いが絶景で走っていて実に気分が良かった。これをビモータで走ったらさぞ面白いだろうな。
幸いにして学生の頃から行きつけのペンションもまだ健在だし。今年はもう時期的に無理だが、来年はやりたいなあ。


各自勝手に夕日を眺めるの図。次に来る時はやはりビモータか、それともR1100RSか・・・。
ちなみにこの時の外気温は3℃でした(;^_^A

9月27日 年末にはメガモトが手元に来てから3年、つまり車検なのだが今の状態なら定期点検程度で車検は通るはず。
ただしリヤタイヤだけは先日の伊豆で終わってしまったから、これだけは交換しておかないといけないな。
ディーラーで換えるのがベストには違いないが、正直言って高い。普段はマッハで取り寄せて近くのバイク屋などに
持ち込んでいるが、マグネシウムホイールなぞ使うようになるとバイク屋の設備的にそのやり方では限界がきているのも事実だし。
やはり、近くのショップを開拓するべきかなあ。所属している東海のクラブでは愛知県江南のビーグルが御用達で、
あそこなら間違いはないと聞いているから一度行ってみるか・・・。


9月30日 ここには行っておきたかった

バイクの森おがのが閉館する日だ。忙しくてスケジュールの調整がつかなかったのと、私が上京する時は
大抵予定をギチギチに詰めてしまうので余裕がなくてとうとう行けずじまいになってしまったが、
一度は行っておきたかったなあ・・・残念だ。小鹿野町のオートバイによるまちおこし事業は継続の表明はされているものの
ある程度のトーンダウンは不可避だろう。今後どうなるかはわからないが、続けていって欲しいと願わずにはいられないな。
それだけに最大の見所がなくなったというのはいかにも惜しいけれど。


10月3日 昨日のうちにメガモトのタイヤ交換を片付けるつもりだったのだが、休日出勤が入ってしまい一日延期になる。
天気予報は雨だけにちょっと危ないかなあ・・・と思っていたが、心配するまでもなく体力気力が尽きていてまともに動けなかった(-_-;)
それでも午後から気力を奮い起こして先月長野まで行ったままになっていたセルシオを給油して、次にメガモトを引っ張り出し、
「さあ、タイヤ交換に行くぞ!」と言ったところで天から無常の雨が降ってきた( ̄□ ̄*)
雨合羽を着れば行けくもなかったんが、そうまでしてタイヤ交換を急ぐ必要もないだろう。
潔く諦めて家に引っ込んでしまった。残念(-_-;)

あと、ビモータのパーツがいくつかオークションアラートに引っかかった。落としておいた方がよさそうなパーツが幾つかある。
ある程度の費用をかけて競り落とすということは、同時にビモータを手放す時期がどんどん遅くなることを意味するのだが、
「ミイラ取りがミイラ」という言葉の意味が人生で何度目かもう忘れたが改めて身に染みるな。
しかし、それはそうとしても落すべきパーツはきっちり入手しておかなくてはなるまい(* ̄0 ̄)o やるか。

10月5日 ヤフオクでビモータの以下の部品を立て続けに競り落とす。全部で6万円を超えてしまったが、やむを得まい・・・。
それでも、予想外に競合が少なかったのは有り難かった。

・前後ステップ(もしこけた時の予備)
・前ブレーキディスク
・ガソリンタンク(付属のフューエルメーター(メーカー欠品)を移植すれば燃料警告灯が復活する、かも)
・フロントフェンダー (予備)
・リヤフェンダー (クリアコートが変質していたので、交換したい)
・メインキーの一式セット (予備)
・メーターパネル (走行距離表示が問題だが、透明パネルに小さなヒビと外周に欠けがあったので、できれば交換したい)

10月6日 出品元にオークションの代金を送金する。これで今月は大赤字だ・・・(-_-;)

10月8日 落札した部品一式が届く。今回の出品元には「やられたぜ( ̄□ ̄*)」という経験もないではないだけに
ある程度は博打のつもりだったのだが、今回はどうやら割と状態のいいパーツばかりなようで一安心だ。
今回届いたブレーキディスクを使えば、一向に話が進展しないインナーローターを待たなくてもビモータはとりあえず復活するから、
今度の休みに早速パーツを運び込むとしよう。

10月10日 ビモータの部品を車に積んで、バイク屋に持ち込む。全部の部品を預けたわけではないが、
これで車両は復活するし外観の程度も良くなる、うまくすれば燃料警告灯の復活もあり得るわけで、そうなったら万歳だ。
なおインナーローターだが、ブレンボジャパンからの回答は「該当品なし」だった(-_-;)
現行のローターならオフセット量ゼロのインナーローターなど珍しくもないのだが、90年代中期のローターは
オフセットしているのが当たり前だっただけにこのビモータに合うオフセットゼロのローターはモノがないらしい。
しかし、先日も書いたが私はここで止まるわけにはいかないのだ。メカニックの方と相談をして、某所でオフセット量ゼロの
インナーローターをワンオフで作ってもらうことに決定。こうなったらやってやるぜ!


10月13日 11日から具合が悪かったのが虫垂炎と判明し、薬で散らそうとしたけれど経過が思わしくなく、手術をすることに。
やれやれ、まいったなあ・・・。せっかく免許の点数が復活したというのに、これでは何もできんではないか。


10月15日 入院先に持ち込んでいた携帯(個室だったので電話は自在だった)からバイク屋に電話をかけ、
こういう事情で一ヶ月ほどバイクを禁止にされてしまったのでビモータの完成を遅らせて欲しい旨、連絡する。
ショップには迷惑をかけて悪いが、こればかりはどうしようもないからなあ・・・(-_-;)


10月20日 退院する。自宅まではタクシーで帰宅したものの家人は不在で、
しかも自宅にあった車は何とバッテリーがあがっていて動かなかった!( ̄□ ̄*)(その車に塞がれてセルシオも動かせなかった)
仕方がないので自転車を引っ張り出してモスバーガーに行き、更にDIYの店でバッテリーを購入して帰宅する。
バイクとスクーターは禁止されたが自転車は禁止されていないっ!世間ではそういうのを詭弁という気もするが、
ともかく移動できなくては話にならんのである。バッテリー抱えて徒歩で移動なんてまず不可能だったし。
それにしても、どうして傷口の一部は化膿したまま「お腹に力がかかることはやっちゃダメ、だから重いものは持っちゃダメ」と
言われて腹にガーゼ貼って退院したその日に自動車のバッテリーを交換せにゃならんのだ!?

カバーのかかったK100RSとメガモトがこれほど恨めしく思えた時はなかったな。

10月24日 全力でリハビリしてみる

盲腸になっていなければ
一週間前はK100RSあたりで上高地に紅葉を見に行っている予定だった。
入院のお陰で紅葉はほぼ終わってしまうわ、バイクでも行けなくなるわと踏んだり蹴ったりになってしまったが、
それでも行きたくなったら行くに限る。傷口と手術痕が癒着するのを防ぐためにも、できるだけ歩けとは医者から言われていたし
ここは手ぶらでハイキングでもしてこようと思い立って、車で上高地に行って9キロほど歩いてきた。
医者もまさか9キロ歩くとは思っていないだろうし、どう考えても禁止されているバイクにちょっと乗るよりこの方が傷口に悪そうだが、
医者に歩く距離を制限された覚えはない。この辺私は実にアバウトなのだ(^^)
数年ぶりに上高地を歩いて徳沢に向かう途中の道端で寝転がっていると仕事漬けで休日には必死で時間を作って
バイクを走らせたりしている普段の生活が、置き去りにしてきたものがあるなといろいろ考えさせられるものがあった。
この手のハイキングとは随分長いことご無沙汰になっているが、一応ボーイスカウトで進歩制度を極めた人間としては
こんな当たり前のことまで忘れてしまっていたのかと自分なりに結構ショックな体験ではあった。
そういう人間にはなりたくないと子供の頃から思っていたはずだったのだけどな。
結局、時折腹は痛んだものの傷跡から大流血することもなく無事帰還することができた。
しかし、大正池は立ち枯れた木はほぼ全滅していたし田代池も地元の人の話では
「あと3年くらいで無くなるのでは」ということのようだし、自然の営みとして仕方はないと思うけど
どうも上高地はあまり良からぬ方向に変わりつつあるような気がしたな。
ある意味あそこは聖地なので、できるだけ変わらないでいて欲しいものだけど。


大正池です。久しぶりに来るとあまりの変わりように・・・(-_-;)


帰りに寄った下呂の菅田庵の飛騨牛鉄火丼。あと今一歩の部分もありましたが、まあ及第点だったかなと。

10月30日 滋賀のASフタバにメガモトの車検の相談に行く。本音としては購入したフラットに持ち込むつもりだったのだが、
盲腸の手術をして個室に入院などしていたお陰で用意していた車検の費用が全部飛んでしまったのだ。
フラットの車検が法外に高いとは思わないが、単に出費を抑えるだけなら岐阜から東京まで往復して
最低2泊が必要なフラットに出すよりも隣の滋賀県で済ませたほうが安いに決まっている。
今回はまあ、仕方あるまいと思って車検の予約をしてきたのだが、帰り道にはたと気がついた。
「ユーザー車検の存在をまるっきり忘れてた!( ̄□ ̄*)」
我ながら何で気付かなかったんだ? 3年目以降の延長保証には加入していないからディーラーで車検を受けなくても
保証には別に関係ないし、年末ならユーザー車検の時間は作れなくもないし(昨年ビモータでもやるところだった)
ユーザー車検なら確実に代行手数料分は出費を抑えられる。どうしたものかなあ・・・。

10月31日 名古屋のバイク屋に行ってビモータの打ち合わせをする。納期も決まったことだし、あとは待つだけだな。
また、昨年末から形を変えつつ引っ張っているフロントホイール交換の件だが、タイヤについてはパワーピュアを試すことにした。
現在はパイロットパワー2CTで溝は半分くらい残っているが、3年経ったハイグリップタイヤをわざわざ工賃払ってまで
はめ換えなくてもいいだろう・・・という判断だ。実際新品の時のトレッドの柔軟性はもうないから、普段の使用には影響なくても
本格的に飛ばす気は起きないし。BT−003ストリートでも良かったのだが、あれの性能はもう判っているし(グリップは申し分ない)
軽量タイヤが走りに与える影響も一度体験してみたいし、今回はミシュランでいいだろう。
問題は軽量ホイールへの交換と同時にタイヤを交換してもタイヤ軽量化のメリットがたぶん判別できないことだ(;^_^A
また、以前から気になっていたビモータのリヤサスが柔かすぎるのを対策してみることにした。

私の家の倉庫には、以前R1100RS用のオーリンズのリヤサスをセミオーダーした時に
(ベースにK1200GT用を使って部品交換と設定変更の嵐をやった)余ったスプリングが眠っていたので、
バネレート15Kg!のこのスプリングを装着して実験してみようという魂胆だ。たぶんスプリングレートが高すぎると思うが、
まずは何事も経験。うまくいかなかったらまたスプリングを交換して試すだけだ。

11月13日 バイク復活!

虫垂炎での退院から一ヶ月が経過したので、遂にバイクが解禁だ。実際には必要に応じてスクーターには乗っていたのだが、
バイク禁止とは言われたがスクーター禁止とは言われてないと都合よく考えることにするd( ̄  ̄)
かくして電車で名古屋に向かい、バイク屋でビモータを受け取ってそのまま浜松に向かった。
ここで少しずつ体を慣らしたり時間をかけてリハビリをしたりせず、復活の初っ端から一番ハードコアなバイクで
「アクセル全開、FCR加速ポンプ作動!」とやってしまう辺りが、手っ取り早いことの好きな私の性格が出る部分である。
そのままモトラッド豊田のオープニングセールに行き、ナムチャイでランチを食べてから浜松に向かう。
久しぶりに鈍った筋肉に鞭を入れたので結構な疲労はあったものの、走りそのものは充分に楽しめた。
ただ、リヤサスは予想していたがはっきりと硬すぎる印象だった。オレンジロードで軽く試走しても
リヤサスが荷重に負ける気配は全くないのはいいが、ちょっと跳ねすぎて車体全体のバランスが崩れているように感じた。
また、跳ねすぎるのを緩和するためにリヤの減衰を抜き気味にしてあったのだが、それでもやはり跳ねている上に
減衰不足で車体のブレやバウンシングが一発で収まらない時があって高速巡航時の不安感が増してしまっている。
やはり、もう少しバネレートを落とした方が良さそうだなあ・・・。しかし結論を出すにはもう少し走り込んでからでも遅くはないだろう。
車両を受取る時にリヤホイールのストローク毎のスプリングレートを測定してグラフにしたものを見せてもらったのだが、
スプリングレートはかなり直線に近く、バンプラバーに接触する辺りで急激に二次曲線を描くように立ち上がっている
(もともと二時曲線だけど)もちろんこれはオーリンズのバンプラバーが異常に硬いのではなく、リンクのレバー比が
そういう設定になっているわけなのだが、マルコーニはそうまでして底付きさせるのが嫌か(笑)
というより、これはリンクのレバー比がおかしいとしか言いようがないのだが・・・。最近は比較的プログレッシブの度合いが緩い
リンクに設定するのが流行みたいな話を聞いたこともあるが、そういう次元の話ではないしな、絶対。
ここまでレバー比が直線的だったら、最初からリンクを取っ払ってリンクレス化した方が良さそうな気もするが、
さすがにそれだとリヤサスがまともに機能しないだろうとメカニックの方にも意見されたし。
リンクを自分で作るというのは理論上不可能ではないが、サスペンションのレバー比が最適なプログレッシブレートになるよう
計算して図面を引くというのは素人の私には手に余る。
そう考えていくと、”マルコーニがリンクの設計をやり直して改悪したのが諸悪の根源ではないか?”というこの前の推論が
ますます真実の輝きを増しつつあるようだな。一度きっちり調べてみるか。


レッドバロンの本社すぐそばにあるナムチャイ岡崎で昼食。考えてみたらビモータに乗って
ナムチャイに食事に行くという目標、納車3年目にしてようやく叶ったな(;^_^A
余談ながらナムチャイには提示すると料金が5%オフになるVIPカードというものが存在するので早速作成。
年に5回以上利用することが条件なのだが、カード発行時はなんと自己申告制なのだ!(その後カードの使用頻度をチェックしているかは不明)
私は「今年は伊豆のカイザーベルクで初日の夕食と二日目の朝食と夕食と三日目の朝食で都合4回。今日で今年5回目」と堂々と申告しました(^^)v


浜松ではとりあえずウレタンを削って盛ったシートを乗せて大体の形状を確認。

それはそうと、浜松から帰宅してみるとまたしてもリヤのシートカウルが浮いて外れかかっている。怖っ!( ̄□ ̄*)
原因はわかっているわけだが、これほど頻発するとなるとシートロックはもう信用できないな。
何か他の手を考えるか・・・。また、メーターをオークションで落札した品に交換したのだが、これが見た目は良いのだが
スピードメーターの照明が一つ球切れしていて文字盤の上の方が暗い。文字が読めないほど暗くはないから
我慢できなくはないが、直すに越した事はなさそうだな。

11月14日 ダンロップツーリングステーションin琵琶湖なるイベントがあったので、びわ湖バレイまで足を伸ばすことにする。
積極的に行きたいという強いモチベーションの湧くイベントではないのだが、昨日バイクに復帰したばかりの身には
まず何よりも外に出るために少し背中を後押しする理由付けが必要だ。行き先も自然と決まるしな。


栗東で高速道路を降りてびわ湖大橋に向かう途中のセブンイレブンの駐車場で。
テールカウル脱落防止のため、タイダウンベルトで縛ってます。

イベントそのものはBB祭りと似たような感じで(車種は限定しないし規模はもっと大きいが)
「悪くないな。BB祭りも多分こういうイベントを参考にして内容を決めたんだろうな〜」と思いながら出店などを見て回っていたが
これが無いために4月にはえらい目に遭った(-_-;)ウインドストッパーのインナーが処分価格で半値ほどで出ていたので購入する。
積載力がないビモータだが、箱から出してもらってコンパクトにまとめたインナーは背中のリュックサックに放り込むことで
事なきを得た。普段からこんな使い方ばかりしているわけではないが、確かにもうちょっと積載力があれば便利には違いない。
何とかならんものかなあ・・・。
それから以前から一度見たいと思っていたマキノ高原のメタセコイヤ並木を見に行き、奥琵琶湖ドライブウェイを
軽く走って帰ってきた。そうしたら途中でかなり上手なアプリリアのマーナ850に軽々ぶっちぎられてしまったが(^_^;)
3年近く経過したタイヤがこの路面温度と落ち葉が落ちている条件下では心配だったし体調がまだ完全ではないから
ついていこうとも思わなかったが、「タイヤがもっとグリップしてくれていればちょっと追いかけてみたかった」とは思った(;^_^A
フロントタイヤはホイールと一緒に交換が確定しているからいいが、リヤタイヤをどうするかは春になってからだな。
あまり大きな出費は避けたいが、我慢できないまで性能が低下したら減り具合に関係なく交換せざるを得ないし。

もっともそれを言うならK100RSのフロントはさらに深刻で、2007年初頭にいつ生産されたか不明の新品のBT−45Vを
ホイールと一緒に入手してまだ使い続けている。K100RSでは激しい走りをしていないしまだ溝が残っているから
まあいいかで通しているが、昔のような頻度で乗っていたら減り具合に関係なく確実に交換しているに違いないからな。
どうしても、K100RSに向ける熱意が衰えてきているのを認めざるを得ない・・・。
それにしても、ビモータのリヤサスはやはりいまいち決まってくれない。乗り心地でも突き上げがハードなのはやはり看過できず、
昨日の浜松もそうだったが腹筋と背筋がこれまで以上に酷使されるのでツーリングでの疲労度は確実に増した。
どういう形にするかはともかく、やはりリヤのスプリングレートは落とさざるを得ないだろうな。

11月20日 再びカフェミーティング

9月の京都に続いて、再びMOTO NAVI誌のカフェミーティングに行く。
今度は浜松だが、どうも最近浜松ばかり行っているようだな(^_^;)
集会については前回とあまり大きな違いはなく、参加者の盛り上がり具合がゲストのトークにかなり依存しているような感は
なきにしもあらずだったが(^_^;)松下ヨシナリ氏のトークはやはり上手で聞いていて非常に面白かった。
他のモーターサイクルジャーナリストでは柏秀樹氏のトークがとても上手いと聞いているが、
残念ながら私はまだ機会に恵まれていない。是非機会があれば・・・と思うな。
また、会場となったmoimoiのコーヒーは「ほう!」と思わせる美味しさだった。満足満足。


今回はやたらと近かったので写真が取りづらかった(^_^;)
この場で松下ヨシナリ氏が11年のマン島TTに参戦を発表(この時点では車種はまだ内緒だった)されました。



参加台数は40台強くらいだった(と思う)手前はコバユリ氏のスラッペ号。
駐車スペースの関係でどうしても間隔詰めて奥へ奥へと突っ込まざるを得ず、脱出にはかなり苦労しました。



MOTO NAV誌の撮影直後。しかしあんなアップで撮られていたとは(^_^;)
オーナーの身贔屓を差し引いても、こうしてみると実に存在感のあるいいデザインだと思います。



参加車両のうち個人的には今回一番の驚きだったのがこのザックスのスクーター。
日本にも少数が輸入されているのは知っていましたが、現物は初めて見ましたよ(@_@)



またしても集合写真を反対から撮影。我ながらワンパターンだ・・・。
前回に比べればましだったけど、今回も私は映りがいまいちだったな(ツッコミ却下)(-_-;)
余談ながら、編集部の方に顔を覚えられていたのはちょっと驚きでした。ありがとうございます。

実のところ私はこの後人と会う予定があり、なまじ早く来て奥の方に駐車したためになかなか出ることができず、
いよいよ時間が危なくなってきたところで声をかけて後ろのバイクをどかしてもらって脱出することになった。
これだけはもうちょっとスマートにやりたかったな(-_-;)
次回は1月に東京だ。編集部の方からは「次は是非
K100RSで来てください」と言われたが、仕事が繁忙期に入るから
果たして行けるかどうか・・・。まあ、前向きに検討してみよう。

11月21日 名古屋のバイク屋に車で行って、ビモータの余った部品を回収する。前回ヤフオクで落札したガソリンタンク
(というより、フューエルメーター)はやっぱりガソリンが漏れてきたので今回は使用を断念したのだが、
いよいよもってレッドバロンに修理を依頼する時がやって来たか・・・。
少々面倒な話になるから、やはり掛川まで直接出向くしかないかな。

あと、帰宅したら時間が余ったので車検に備えてメガモトのリヤタイヤを交換するべく江南市のビーグルに行ってみる。
基本的に予約制の店だと聞いていたが、初めて行く店に予約も何もあるまいと確信犯でアポなしで行ったところ
幸いにして客がいなかったためその場で作業をしてもらえた。ありがたや(^0^)
タイヤについてはBT−003ストリートが希望だったが生憎と在庫がなかったため出たばかりのBT−016PROにした。
まあグリップは充分だろうし、ドライグリップ以外の性能はほぼすべてBT−003よりも上だ。
メガモトの場合、車両の性格からしてあえてドライグリップだけで選んでもいいと思うけどね(^_-)
作業は丁寧だったし金額も文句なかったから、タイヤ交換は次回からここで頼むとしよう。
帰宅してからは伊豆から戻って以来ずっと放置しておいたメガモトのエンジンオイルとフィルターを交換。
これで車検に出す準備はほぼ整ったな。
また先日の伊豆から気になっていたのだが、メガモトのシートにそろそろへたりが出始めている。
今のところ慌ててどうにかするほどには劣化していないけれど、前乗りの練習をするようになってから
シートの前部にかかる負荷が増えた分、劣化が気になるようになってきたのは事実だ。
どうも距離を乗っていないのにお金ばかりかかっている気がするが、
R1100RSが復活してきたら
乗る機会がある程度減るのは避けられまい。その辺りで不満点解消にもう少し手を入れるかな。

11月23日 メガモトを車検に放り込むつもりだったのだが、雨のため延期にする。雨合羽着て行くこともできたが、
ついでに寄り道して年賀状の写真も撮るつもりだったので写真撮影前にバイクだけ預けてしまうと具合が悪いのだ。
しかし車検とは別にディーラーには用事があったので、車に乗ってやっぱりディーラーには行くことに。
やれやれ、絵に描いたような二度手間になってしまったな・・・(-_-;)
深夜には年賀状写真撮影のための下見に行く。忙しい身ではあるが、こういう手間は惜しまない性分なのだ(^^)

11月28日 車検と年賀状の写真撮影

カメラ持参の上、メガモトを車検に出しに行く。途中で先月びわ湖バレイに行った時に下見を済ませておいた
(その後、ネットで紅葉情報もチェックしていた)マキノのメタセコイア並木に寄り道して、年賀状用の写真を撮っておく。


これは没にした写真。12月に行ったら紅葉はもっとよかったかも(^_^;)しかし雨がいい感じに降ってくれました(^0^)

それからディーラーにメガモトと書類を預けて代車で帰宅し、深夜になってから今度はビモータの年賀状用写真を撮りに行く。
夜中の2時に道路の上で三脚立ててコンパクトデジカメで撮るのは、いろんな意味で寒かった・・・(-_-;)


こちらは年賀状に使った画像のオリジナルを縮小したもの。
受取った方はおわかりの通り、実際にはここから加工しまくりました(^^)

11月30日 改めてビモータのリヤサスを再検討する。スプリングの交換はまず必須として、更にその上を目指すなら
リザーバータンクの圧側減衰アジャスターを高速/低速独立式にしてやれば事足りる。
しかし、部品代が45000円とOHの工賃でほぼ7万円の仕事になってしまうし、そのお金を出すなら以前にも見積もりをもらっている
YB−9用のペンスキーを仕立て直せば約8万円の投資でそれ以上の性能になるからあまり意味がないなあ・・・。
先日のバイク屋さんとの話で「ビモータのサス設計には、どう考えても根本的な問題がある」
という結論にだいたい達したから、リンクをいじってサス設定そのものをやり直せればまたいろいろと面白いことができるのだけど。
しかしそれをやるなら、問題のリンクプレートの部品があるかどうかが最大のポイントになる。
フューエルメーターの修理とあわせて、近々レッドバロンに行って純正部品の在庫状況を調査しないといけないな。
たぶん、欠品の可能性が高いと思うけど(^_^;)

12月1日 引き続き、ビモータのリヤサスの話。本音を言うなら、「私のバイクライフは常に新たなる挑戦」と公言している通り
性能がいいのは判りきっているけれどその分予想外の驚きも期待できないペンスキーよりは、オーリンズのTT−Xの
実験台にしてしまいたいとは思う。;
最近TT−Xの高速/低速独立調整式のアジャスターのオプションパーツがようやく出たことだし。
ただ、伸び側/圧側のアジャスターがそれぞれ5万円超の単品販売って、値段ボるにも程があるぞ・・・(−−〆)
まあ、TT−Xはホースが2本必要になるリザーバータンク別体式が未だに出ないので今のところYB−11には
多分装着不能なのだけど。
ただし、エンドアイを製作してR1200GSにTT−Xを上下ひっくり返して装着した例はある(と、以前ウノパーウノで聞いた)から
R1100RSでならそれをやる可能性はあるかもだな。現実的なこと考えると、
ペンスキー捨ててまでわざわざ交換するほどの価値はさすがにないと思うけど(;^_^A


12月3日 メガモトの車検が仕上がったとディーラーから電話がある。よしこれで週末は回収確定。
と、そこまでは良かったのだが、車検は通ったものの、メーターパネルの燃料計が動いてないと言う。
「いや、メガモトは最初から付いてないでしょ燃料計」と思って電話に出た方にそのことを話したら
「ウチではメガモトの車検は初めてだからはっきりとはわからないんですけど、タンクキャップ開けると見える
タンクの中の浮きはどう見てもR1200系のパーツと同じなんですよ」との返事。
ほう・・・。
リザーブになってからは残存走行距離がきっちり表示されるからどうもおかしいとは思っていたが、
浮きがあるということは、中ではきっちり燃料の残量を計っていると考えていい。
RealOEM.comで調べてもメガモトとGSでは部品番号が違うので(燃料タンクの形状と容量が違うからある意味当然)
詳細は不明ながらも、浮きが同じという事は燃料計は殆ど共通で、BMWが軽量化のため余計な装備を省いた
スパルタンな車両というイメージを演出するために意図的に燃料計の表示だけ殺している可能性があるな。


12月5日 
メガモトを回収してからその足で名古屋に向かい、再入院間近のビモータの打ち合わせをする。
YB−11は加速優先でスプロケの歯数が多くなっている分、高速道路の巡航では少々エンジン回転が高すぎて
エンジン音もうるさいし振動も燃費も少々私の好みから外れる。
(カタログデータ上の最高速度も267km/hとベースモデルのYZF−1000よりやや低下していることまで調べたのだから、
この時点で当然の可能性に気付いておくべきだった・・・(-_-;))
理想を言うなら6速ミッションへの換装だろうが、考えてみたらFZR750は6速だったのにFZR1000(とYZF1000)は
どうして5速だったのだ?まさかコストダウンでもあるまいしと思ってヤマハの開発部門に在籍経験をもつ
メカニックの方に話を伺ったところ、単純に当時の6速ミッションでは3GM系エンジンのトルクに耐えるだけの強度が
(ヤマハの社内基準的に)なかったためらしい。
しかし実際はまず大丈夫だからOW−01やYZF−750用の6速ミッションは組み込めるそうなのだが、
中古ミッションを入手する事は可能でも構造が今のようなカセット式ミッションになっていないから
ミッションを組み換えるためにはエンジンをフルOHする必要があると( ̄□ ̄*)
この辺りはやはり昔の設計のエンジンだと思ったが、さすがに、ちょっと手が出ないなあ・・・。
これがR1100RSなら「ようし、やってやろうじゃねえか」となる所だが、ビモータはならないので
現実的な手段としてスプロケの歯数を変えて様子見することにした。3GM系エンジンならドライブスプロケも
歯数の違うものがヤマハの純正品で幾つか出ているから、費用もそんなにかかるまいて。

12月8日 MOTO NAVI誌のカフェスタンプラリーは5店を回るのは無理だとほとんど諦めていたけど、
今日何気なくコバユリ氏のブログを見ていたらジャングルヘッズカフェが閉店したためスタンプラリーは
4店回るだけでよくなったと告知が出ている。調べてみると次のミーティングは東京都内で、残り一件は埼玉の山猫軒。
一度に両方回るのは不可能ではないから、これなら少しだけ望みは出てきたな・・・。


12月13日 ビモータのパーツの相談のため、レッドバロンに行ってメカニックの方にいろいろ調べてもらう。
やはり外装をはじめとして消耗品以外は殆どのパーツが欠品となっており、しかも異様に高い!
メカニックの方も「どう見ても同じ部品でも、ビモータから取ると部品代がドカの倍から3倍くらいになるんですよ」と
嘆いていたが、それが商売というものだ。基本的に品質が同じなら、販売価格が高い方が品物は良く見えるもの。
少なくとも雑誌の提灯記事を鵜呑みにしてビモータマンセーにならない程度には私もバイクの経験を積んでいるつもりはある。
さて懸案の燃料計だが、やはり欠品になっていた。しかし修理ができるかもしれないという話だったので、
これは真剣に考えてみる価値はありそうだな。警告灯が点かないのは、やはり少々困る。
あと、ビモータのリンクはやはりYB4.6.8が共通でYB9SR&YB11とは別部品なことが判明。
これでYB11のスプリングレートがYB8以前のモデルよりやけに高い謎はだいたい解けたな。
基本的に同じエンジンとフレームで重量もほとんど同じなら、スプリングレートなどそうそう変える必要はないわけだから。
ちなみにそのリンクプレート、予想通り欠品だったのだがただのアルミ鋳造パーツが5万円を超えていた(@_@)
しかし、ビモータは外装はともかく灯火類はヤマハやドカの流用がほとんどだし(テールランプはアプリリアの部品だった)
YB系ならエンジン/ミッション/冷却系/ハンドルスイッチはヤマハの部品が普通に使えるからこの点はかなり安心。
主要部分が日本製というのは、維持する上では実にありがたい設計だ。
問題はフロントフォークで、調べてもらったところ一本約50万と価格だけはレース用並みなのだが
オイルシール/ダストブーツ等のセットが(もし在庫があったとして)一式で約3万ちょっと。スゲエ!
これでインナーチューブ径が51ミリではなく52ミリだったらさっさとオーリンズの倒立でも組んでしまうのだが、
51ミリでは倒立フォークを組むには三つ又の流用かワンオフ製作が必要だから、そう簡単には実行できないな。

12月14日 レッドバロンにビモータの燃料計を取り外して発送する。既にプラスチックの部品が風化していたため
燃料タンクから取り外すのにかなり苦労してしまったが(プラスチックの浮きが肥大化して、燃料計を通すタンクの穴より
大きくなっていた(-_-;))、修理が可能なことを願うのみだ。

12月17日 レッドバロンから燃料計修理代の見積もりが。なんと2万円!予想金額を大きく超えていたが、
複数の部品をつなぎあわせて仕立て上げるそうだから、技術料まで含めたらやむを得ないか。
それでも国産車の燃料計を樹脂溶接して取り付けてトライ&エラーを繰り返すよりは時間も費用も節約できるだろうし、
そのまま修理を依頼することにした。

12月20日 思うところあって、友人と開店したばかりのモトラッド豊田で待ち合わせをする。
しかし出発してから携帯が料金未払いのため停まっていることが判明したので、急遽予定を大変更して
元職場に向かい、料金を払って携帯を復活させてから改めて出発。
しかしメガモトには豊田まで無給油で走れるだけのガソリンが残っておらず、更にガソリンスタンドに行っている間に
待ち合わせの時間には間に合いそうになくなってしまった。
「やむを得ん、久しぶりに本気で飛ばすか(−−〆) 」と腹をくくった私はガソリンスタンドを出てから市街地を5キロほど走って
高速道路に乗り、休日1000円で混雑する日曜10時過ぎの東名を直線は180以上出せるだけ、速度差3桁近くですり抜けたり
他の車は走るシケイン状態
あまり公言できないようなスピードと走り方で飛ばしに飛ばし、
ガソリンスタンドから豊田IC出口まで高速道路約64キロ、総計69.5キロを信号待ちなど含め34分で走破。
限られた条件下だっだけど、これだけ真剣に飛ばしたのは久しぶりだった・・・。
また、以前から考えていたメガモトのブレーキマスター交換のネックとなるナックルガードなのだが、
モトラッド豊田でGS系現行各車両のナックルガードを見比べてみて「F800GSのが使えそうだな」と結論。
これならミラーのマウントとナックルガードのマウントが独立した部品になるから技術的な障害はほとんどなくなる
(と、この時は思っていた)。メタリカのパッドを装備する私のメガモトのブレーキ、効きにはまったく不満はないけれど
抜群に効く分マスターのコントロール性の低さには不満がかえって目立つ結果になってしまっているのも事実だから
頃あいを見つけて実行に移すとしよう。


12月26日 少し用事があったので、時間を作って鈴鹿に行く。K100RSに乗るのはなんと8月の白馬以来で今年まだ3度目!だったが、
外観はもう随分ボロくなっているけど乗るといいんだよなあ・・・。あれには本当に感心する。
ただ、もう乗り分けるのが時間的、スケジュール的にも困難になってきているし

R1100RS
に加えて、一時的とは言えR1150RSまで入ってきたら本当に置き場も出番もなくなってしまう。
手放すとまではいかないにしても、春に切れる車検を継続するかどうかはかなり迷うところだな・・・。


12月27日 以前から考えていたのだが、ビモータの運用上の欠点は冬に寒いことと、積載力がないことだろう。
あともう一つはどう考えても錆への耐久性が最低ランクに違いないところだが(岐阜の冬は塩カルを避けては通れない)
これはある程度おいとくとして、現実的な対策としてはグリップヒーターと電源ソケットとソフトトップケースだろうか。
多分日本で誰もやってないのではないかと思うが、そう言われるとやりたくなるのが私の性分だ。
伝統?素人がおかしな改造するな?そんな思い込みなどブタに食われてしまえ!(* ̄0 ̄)o
R1100RSの改造でも自称ベテランのBMW乗りの方々から随分と反発を受けたが、私は自分が楽しむために
バイクに乗っているのであって、反社会的な改造・言動などにさえ走らなければ(それは最低限のルールだろう)
誰に文句を言われる筋合いもないし、ましてや「BMWはこう乗るべし」と考えている他人の嗜好に合わせて
自分の楽しみを制限せねばならんような義理も理由もない。だからゴーイングマイウェイなバイクライフなのだが(^_^;)
レースでもない限りバイクの楽しみ方に優劣はないと考えているが、あえて言うなら以前にも書いた通り
「趣味のものなのだから、楽しんだ奴が勝ち」とは思うので、「ビモータで寒い時期にも安全かつ楽しく走れるようにする」
「ビモータで長距離のツーリングを可能にする」改造は、その楽しみを増やすための有効な手段だと思う。
・・・ということを電話で友人に話したら、
「R1100RSK100RSはスポーツ性を上げる改造をして、メガモトとビモータではツーリングを快適にする改造をする。
多少の違いはあるけど、どのバイクでもお前が目指す方向は結局全部一緒だなあ」
た、確かに・・・(;^_^A


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