仮面ライダーワールド・レポート完全版(注・ファンの方以外には絶対お薦めしません)

日本を代表するお茶の間の国民的ヒーローといえば、ウルトラマンがやはりトップでしょう。
そしてその次に来るのは何かと考えた時に、真っ先に挙げられるのが仮面ライダーであることはまず間違いないところだと思われます。
作品数だけで考えたらスーパー戦隊シリーズは世界最多を誇りますが、国際的な認知度はともかく
日本国内での国民的認知度の高さと社会的地位においてはやはり仮面ライダーに及ばないものがあるでしょう。

さて、そんな仮面ライダーの生誕30周年を記念して2001年に東京・後楽園と大阪・エキスポランドで歴代の作品を一堂に展示した
仮面ライダーワールドというイベントが開かれていたんですが今回愛知県の日本モンキーパークにそれが来るということで
早速見に行って来ました。
東京・大阪ではアギトが放映中の開催でしたが今回は龍騎が放映中。従って事前に情報収集していたものとは
多少展示内容やレイアウトも変更してあったようです。
土曜の午後に30歳到達に半年を割った男が一人で遊園地に遊びに行くというのはよく考えるとかなり・・・なものがありますが、
そんなことをいちいち気にしていたら特撮ファンはやっていられません(笑)

しかし、前回は取材に少々不満が残る結果となってしまったので日を改めてもう一度行って来ましたv(^o^)
しかも今度はステージショーが行われる日。否が応にも期待は高まろうというものです(笑)


雨をものともせず集まる老若男女さまざまな観客たち。中にはビデオカメラを三脚で構えられた方も・・・


司会は定番通りキュロットスカートのハイテンションなお姉さん。この手のイベントには欠かせない存在です。


この怪しすぎる老人はライダーを陥れようとした自称・鏡占い師。


で、その正体。本編とは別種のカードデッキで変身するライダー?でした。
しかし、助けに現れたクウガ・タイタンフォームには剣が効きません。


更にアギトも救援に。六本角が展開してます。


ゾルダも登場して、大いに盛り上がった終盤。ライダー5人が揃い踏みです。

ストーリー的にはまあよくある筋書きだったので置くとして、やはり殺陣や効果音、演出などには
いろいろと見るべきものがありました。マニアでないと理解不能な世界の話ですが(笑)

で、ショーが終ると同時に展示会場まで疾走。この観客が展示会場になだれこんで大混雑になるより早く
写真をいろいろ撮ったりしておきたかったかったので(^_^)


展示会場の入り口。


これはショー終了後暫く経ってから撮影したもの。予想した通りの大混雑です。

まず、歴代ライダーの変身前と変身後の姿が切り替わるパネルの展示。

こんな感じで歴代がずらりと並んでます。


ご覧の通りのクウガの展示。混雑で撮影も大変です。

そこを過ぎると、アギトがお出迎え。

ゆっくり回転する台座に乗ったグランド・フレイム・ストームフォームのアギト。トリニティとバーニングは今回ありませんでした。


更にG3とギルス。ショー用のものらしくG3の造形は今一歩。

Gシリーズで登場していたのがG3だけだったのは非常に残念でしたね。

次の部屋への入り口にはショッカー戦闘員がおなじみのポーズ。
できればボイス付きでやってほしかったと思います。


マネキンの顔とショッカーベルトの造形の荒いバックルが妙にリアルでした。

ショッカーの計画を一号と二号が粉砕するというストーリー仕立ての展示になっていて、
シーンに応じて人形が多少動いたり台座が回転したりしました。
中は暗くてブキミで良い感じ。


おなじみ新一号と新サイクロン。二号は奥の薄い布の奥にいました。右がそう。


狼男、ゲルショッカー戦闘員、シオマネキング、ガニコウモル、じごく大使。有名どころが揃ってます。

次いでV3の展示ゾーンに。これまたストーリー仕立てで、デストロンの計画を粉砕しようとする
ライダーマンを助けにV3が現れるというものでした。

デストロン戦闘員、ヨロイ元帥、ライダーマン。それにしてもライダーマンの人形のあごの形、実によく似てます。

その隣に展示されていたV3とハリケーン。登場の名乗りも館内放送で流れていましたが
ここはやはり「ブイスリャァァ!」と言ってほしかったところです。


それからX・アマゾン・ストロンガーの合同展示の部屋へ。
ここはストーリー仕立てではなく、ひねりも特にありませんでした。

Xライダーと、向かいあって展示されていたサソリジェロニモ。


アマゾン。十面鬼はタペストリーでの展示。相変わらず無用なまでに濃いです。


ストロンガー・ジェネラルシャドウ・タックル。演じた岡田京子氏ももう故人だなあ・・・

十面鬼をくぐった先の通路にはZXが。

ZXとタイガーロイド。ポーズにはちょっと腰が入ってません。

通路の先は広くなっていて、壁には歴代全作品を紹介するパネルが展示されていました。

スペースと容量の都合で1号のみ紹介。右下には放映期間などが書かれていたんですが

正月特番のみの放送だったZXの表記はこんなの。うーん、律儀です。

またそこにはトロッコのような乗り物に乗ってのシューティングゲームを一回100円で遊ぶことができました。
しかし二度目はGW中に行ったためか、さりげなく1回200円に値上げされてました。
しかしこれに乗らないと見られない展示物もありそうだったので、
まずは乗り込んでみました。もちろん、銃はほったらかしでカメラを構えてました(笑)

乗り場近くにあったBLACKとバトルホッパー、それにBLACK RXとアクロバッター。

その的も妙に豪勢です。こんなの。中に

剣聖ビルゲニアにシャドームーン。ジャーク将軍にゴルゴムの三神官も背後に見えてます。豪華メンバーです。
ちなみにスカイライダーとスーパー1は的ではなくて単なる展示です。


ゴルゴムの三神官・バラオムとダロム。残念ながらビシュムは撮り損ねました。
どうでもいいことですがこんな濃い写真ばかり現像させられた写真屋さんにはちょっとだけ同情します(^^;)


カメラの性能の関係でこんな写真しか撮れませんでしたが、豪島とドラス、それににせスカイライダー。
それにしてもエキストラコストを払わないと全部見れないなんて絶対ずるいと思います。


ジンドグマ戦闘員とコマサンダーも申し訳のように置かれていました。

その周囲はBLACKとRXの展示です。

ゴルゴムの創世王。心臓がどくどく動いてました。一応動画も撮ったけど重すぎるので載せません(^^;)


バイオライダーとマックジャバー。c;iロボライダーとロボイザー、しかしバイクの名前のプレートは逆になってました。

その次はクウガの展示です。

超古代の戦士クウガが眠っていた石棺がまずお出迎え。なんか嫌・・・。


クウガマイティフォームとトライチェイサー2000。しかしベース車がGAS GASではなくSUZUKIで、展示用の車両だと思われます。


クウガタイタンフォームとクモ種怪人ズ・グムン・バ。右はペガサスフォームとコウモリ種怪人ズ・ゴオマ・グ、


ドラゴンフォームとバッタ種怪人ゴ・バダー・バ。他のフォームは展示が無く、ちょっと残念。

順序からいくとその次はアギトの展示なんですが、最初の展示や同じ部屋のライダー揃い踏みに出ているためか
アギトブースとしての展示は武器のみでした。しかしさすが新しいだけあって全てが撮影に使用した本物。
やっぱり見応えが違います。


これはファン必見、実際に撮影に使用されたアギトの武器群。右はシャイニングカリバーのアップです。

で、最後は歴代ライダーの総登場で締め。ここは記念撮影される方が非常に多かったです。


龍騎にナイトにゾルダも有り。ガードチェイサーにギルスレイダーもありました。
しかしBLACKもギルスもGシリーズもアナザーアギトもいない(アナザーがいないのは理由があるようですが)のには不満。

上の写真右手前では見えないギルスレイダー。手を置いているのは何故ギルスではないのだろう?

展示はこれでおしまいだったんですが、その後はお約束の仮面ライダーグッズのショップと写真館が待ってました。

この展示限定のグッズもあったり、京本コレクションまで置いてあったりと品揃えはなかなかでした。

で、今回の写真館は撮影に使用した本物のマシントルネイダーにまたがれるという滅多にないもの。
一枚800円でしたが迷わず申し込みです。実は二度目に行った時にも改めてもう一度撮りましたv(^o^)

マシントルネイダーを譲り受け、シャイニングフォームのアギトと固い握手を交わす私(ウソ)。
個人的にはこれが今回最大の収穫だったかも。

館内は人でいっぱいで、入っていた人も小さなお友達から大きなお友達まで幅広く(笑)
子供を差し置いて自分が先に記念写真に収まるご夫婦も散見されるなど、
改めて仮面ライダーの幅広い人気を思い知らされました。展示内容も充分合格点でしたしね。
どちらにしても興味のない人には理解不能な世界ではありますが、ファンなら見て損はなかったです。


おまけ。遊園地の入り口にはこんなものが。しかしバッタの脚力とスピードそして防御力にゴリラのパワー。
良く考えてみるとこれって物凄く強いかも(^^;)


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