BMW Motorrad Fan Festival in SUZUKA2002

昨年は春に行われたコース改修工事のため日程がとれず、二年ぶりの開催となった鈴鹿の走行会。
今年は5/2〜3日の開催となりました。GW真っ只中のスケジュールが詰まっている時によくぞ予定を押さえられたものだと
感心しましたが、その代わり初日の2日はGW中日の平日で、一昨年に続いて私はまたしてもお仕事(-_-メ)
前回の経験からして初日のフレンドシップパーティーやその後の二次会は大いに魅力的だったんですが、
他にもいろいろとやりたいこともあった私は参加費を余分に払って中途半端に参加するくらいならと
二日目の走行会だけに参加することとしました。
さて、鈴鹿サーキットの集合時刻は何と朝の6時半(前泊組は更に早くて6時集合だった)。
こちらもそれに対応して早起きしたんですが早起きし過ぎてしまい、
スタートが早まったため道路も予想より空いていて、5時半に鈴鹿に着いてしまいました(^^;)
今回場所の予約から試乗車の提供まで大車輪の活躍だったササキさんでちょっとだけ時間をつぶしたものの、
到着してもまだほとんど人は来ていませんでした。


朝6時頃の鈴鹿サーキット。まだがらがらです。手っ取り早くミラーを外してテーピング。

ですが、六時半くらいになると続々と車輛が到着し、あれよあれよという間に駐車場はいっぱいになってしまいました。
後で聞いたところによると、この日の走行会に参加された車両は約110台ほどだったとのこと。
定員の120名にはちょっと足りませんでしたが、それでもかなりの台数でした。
けど、定員に満たないということはやっぱりスポーツ志向のBMWユーザーって多数派ではないんでしょうね。
以前BMWBIKESの永山編集長からもて耐などレース関係の記事を熱く要望する読者が
全体に占める割合(かなり低いです)を聞いた時にも思いましたが、
やっぱりちょっと寂しく思います。別にスポーツ走行をするだけが能ではありませんが、
この楽しさを味わわないのはちょっと勿体無いかなと。


本文の通りです。続々とやってきて、右のような状態に。実際にはこれからまだ増えました。


左はカツラダさんが持ち込んだR1200Cのカスタム車。かなり手が入ってます。右は先導走行をされた平忠彦さんのヘルメット(本物!)。

準備が整ったところで、宿泊組と当日参加組に分かれてサーキット走行時のルール説明。
走行するたびに同じことを聞かされてますが勿論、だからといって気を抜けません。
サーキットの安全はルールの遵守で成り立っていますから。


マーシャルの方からフラッグ等のルール説明。

で、それが終るとようやくコースインです。2グループに分けて走る関係上、別々のコースインとなりました。
この時に私はライダーズクラブ誌からシートのことでちょっと取材を受けたんですが、
果たしてボクサージャーナル誌には載るのかな?


これは宿泊組のコースインの様子。この後私のいた当日参加組もコースインしました。

一応ディーラーから申し込んでいるとはいえ、当日参加ですからディーラーの宿泊組とは別行動です。
この日は私のサイトに出入りしておられるやま@r11sさん、一瀬@r11rsさん、simo@r11rsさんと一緒に動いていたので、
4人でほとんど独立愚連隊状態となってました(笑)


左からやま@r11sさん、一瀬@r11rsさん、simo@r11rsさん。

走行そのものは20分を3回だったんですが、初回はまずコースに慣れることを目的とした慣熟走行。
一台の先導車に10台ずつほどが続いて走るという形式で、先導は平忠彦さん、根本健さん、山田純さんetcといった豪華な顔ぶれ。
私は先頭だったので先導の山田純さんの走りをすぐ後ろで見ていたんですが、いやあ、ものすごくスムーズな運転です。
最小の動きできっかけを作っておられるのか、大げさなアクションなどは皆無なのにもう曲がる曲がる。
で、走行が終るとパドック前に戻って暫く休憩やら、サスの調整やら。私は宿泊組の走行の様子を見物したりしてました。
ちなみに本格的なSのレーサーも同時に何台か練習走行をされてまして、まるで別格の速さを見せつけてくださいやがりました(笑)


暫くの休憩。右の写真で先導しておられるのは根本健さん。ちなみに先導車輛はササキスポーツクラブの試乗車でした。

スタート直前の様子。後ろ姿にも緊張感が漂っている(かも)。

それから2回目、3回目の走行をしたんですが、気がついたのは参加者の技術レベルにかなりのばらつきがあること。
3度目の走行では私も山田純さんと前を走る二台のR1100Sのペースについていけなかったので大きなことは言えませんが、
遅い方が落伍して一人旅状態になってしまったり、鈴鹿は追い越し禁止なので遅い方を追い越すことができずに
巡洋艦隊になってしまったりといった光景が随所で散見されたようです。
私はわりと前の方ばかり走っていたので気付きませんでしたが、サーキット走行経験の長い知人は
「サーキットの走行マナーを知らない人ばかりで、危なっかしくて走れたものじゃなかった」と憤慨しておられました。
例えば一度走ってみて技量別にグループを強制的に分けてしまうとかすればもっと安全に走れたのでしょうが、
BMWなら誰でも参加できる気軽な走行会というスタンスが根底にありますから
やはり今の運営形態でそこまでするのはちょっと無理があるようです。
それでも単純に走行を楽しむだけならライダーズクラブ誌主催のライディングパーティーの方が
余程楽しめるのも事実ですから、次回には何かうまい手を考えて欲しいかな〜と思いました。

まともな走行が終ったら今度はパレードラン。これは全員が同時に鈴鹿をゆっくり走ろうというもので、
タンデム走行あり、パッド無しウェアの着用もOKの走行でした。
これだけ参加の方も結構いらっしゃったのでどうやら最終参加者は170名程になったらしいのですが、
それだけの数のBMWが鈴鹿を走る様子はかなりの見物ではありました。
歩くようなペースで走ったかと思うと突如100キロ程まで加速したり走行そのものもかなり適当なペースでしたが、
私もそれならばとスロットルキーパーを使って両手放し走行をしたりシステムヘルメットのチンガードを上げて
風に当たりながら走ったりと好き放題(^O^)
カメラを使えなかったのが非常に残念でなりません。

その後はサーキットのホテル近くのメイン会場に場所を移し、ディーラーや出版社の出店などを回りながら
時間は過ぎて行ったのでした。


ボクサースポーツクラブの面々。ゲドゥーンさんや若山さんもいらっしゃいます。右はそのSのタイヤ。サーキット走行でこんなになってました。


BBS常連の伸さんと。わざわざ来ていただきどうもありがとうございましたm(_ _)m

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