BMW Motorrad中部地区ラリー

去る11月11日、伊良子岬の道の駅「伊良湖クリスタルポルト」で行われたBMW Motorrad中部地区ラリーに参加してきました。
9月から中部地区ではディーラー主催の「道の駅スタンプラリー」というものが開催されていてそのゴール地点としてのイベントも兼ねていたんですが、
ルートとして指定された道の駅は
愛知県北設楽群稲武町 どんぐりの里いなぶ
三重県熊野市飛鳥町 熊野きのくに
滋賀県加茂郡松崎町 花の三聖苑伊豆松崎
岐阜県郡上郡明宝村 明宝
静岡県榛原郡川根町 川根温泉
愛知県渥美郡渥美町 伊良湖クリスタルポルト
とワイドなもので、全部の道の駅を回るとそれだけで走行距離が2000キロを超えるという壮大なものでした。

これです。見ての通り静岡と三重が難関です。

で、恐れをなした私は「これは全部回るのは無理だな」とあえなく諦めてしまい、
ラリーの日までどこも回りませんでした(^^;)

中部地区ディーラー合同イベントだけあって当日は各地域のディーラーさんがそれぞれ会場までのツーリングを企画されていたんですが、
所属クラブのツーリングとブッキングしていた私はまずクラブの集合場所だった東名阪道御在所SAに顔だけ出して、
そこから一人で会場に向かうことにしました。

御在所SAにて東海のメンバーと。「随分汚いね」「これこそGS本来の姿ですよ!」

集合場所がサービスエリアでしたからそのまま高速道路で伊勢まで走ってフェリーに乗り込めば楽だったんですが、
先日の東京モーターショーの上京でハイウェイカードを使い切ってしまっている私に経費削減は至上命題。
多少時間がかかっても下道で伊勢湾をぐるっと時計回りです。
伊良湖岬がある渥美半島の道路は追い越しがほとんどできず休日の渋滞でなかなか進めないのには少々閉口しましたが、
それでも開始一時間前に到着することができました。

現地に着くと、既に数十台のBMWが整然と並んでいます。
「うーん。天気は快晴だしフェリー乗り場の隣で中部地区各地からのアクセスも容易だしこれは人が集まりそうだ」
と思っていると続々とBMWが到着してきました。
やっぱりディーラーさんが音頭を取ってツーリング計画を立てると集まり方が違いますね。
今回集まったBMWはなんと200台!
ひるがの高原で行われた前回の中部地区ラリーには及ばないものの、それでも相当な数字です。
全国誌であるBMWBIKES誌の呼びかけでも参加車両はだいたい100台強くらい。
CLUB”BMW”の全国オフミの倍の台数が集まっている計算。
いや、ディーラーさんの力は偉大です。力を合わせれば更にね。
なお、このレポートに載せる参加台数を聞くためだけの電話に快く応対してくれたササキスポーツクラブさん、
どうもありがとうございましたm(_ _)m

実際にはもっと沢山の参加がありました。それにしても絶好のツーリング日和。

もっとも中部地区ラリーには今回が初参加になるはずだった岐阜のノースウイングJCさんが
体調を崩されたとかで急遽不参加となったのは残念でしたが、
まあ仕方ありません。次回に期待いたしましょう。

で、開始に先だってスタンプラリーの受付が始まりました。

これはもう受付が終了する寸前ですが、一時はかなりの列になってました。

指定のスタンプを全部集めた方とそうでない方とで別々に受け付けをしていたんですが、
今回は単純に「全部集めた」か「そうではない」かで分けていたんですね。
しかし、4つ集めたのにやむなく挫折した方の無念はいかばかりか・・・
というより、そんな人が一つも回らなかった私のようなぐうたらと同列に扱われてはたまらないだろう(笑)
ただ、この時私は身から出たサビでちょっと困ったことになってました。
複数のディーラーさんと付き合いがある私の場合
この手の行事の申し込みは基本的に情報を得てから最初に話をしてきたディーラーさんで行うことにしていて
今回はササキスポーツクラブさんで申し込みをしていたんですが、
先日DATZさんに行った際にも申し込みを薦められ、
「ササキさんで済ませたとはちょっと言いにくいし…。そういえば関東のBMW乗りの友人が
このラリーにも顔を出すようなことを話していたから、参加賞もあることだしスタンプ帳は当日彼に渡せばいいな」
と考えて結局二重申し込みをしてしまいました。
ところが、会場にその友人が来ない!
「まいったなあ・・・。参加するかどうかもう一度確認しておけばよかった」と思っても後の祭。
仕方ないので受付はササキさんのスタンプ帳で行いました。
DATZさんごめんなさいm(_ _)m

それから、ようやく本番開始です。柴田モータースさんの司会で話は進み、
本日のハイライトともいうべきスタンプラリーを完遂させた人の表彰となりました。

こうして見るとなんとなく労組系の集会みたい(^^;) 勿論悪気はありません。

ところが、呼ばれる名前がやたらと多くていつまで経っても表彰が終わりません。
それもそのはず、表彰者は全部で101人もいたんですね。
つまりこの日の全参加者の約半分。時間がかかり過ぎてちょっとだれた気もしますが、
ここは表彰者が多数出たことを素直に喜ぶべきでしょう。さすがはBMWライダー。
ちなみに表彰された中にはご夫婦でタンデムして全部回られた方もいらっしゃいました。
私の知人だったその方は二人分の賞品を受け取られたものの
旦那さんは携帯をお持ちでなかったので
賞品だった携帯のストラップを私にくれたんですが、

これです。

そうしたら予想外の表彰者の多さに一名分だけ賞品が足りなくなってしまいました。
ここで私が名乗り出ればその人にも行き渡ったんですが、
主催者側も後日必ずその人に賞品を送るとも約束されていたことだし、
色々考えて結局黙っていました。
当日に貰えなかった人にはちょっと気の毒だけれど、
それでもこの一件のお陰で忘れられないラリーになったことでしょう(^^;)
ちなみに、エントリー数合計は500人に達したとか。
それにしてもそのうち二割が全部回ったとはすごい達成率です。
で、私も順当に参加賞をもらってきました。このピンバッジです。
これもなかなかのものでした。

青色も使ってBMWマークを白/青にしてくれたらなお良かったんだけど。それにしても随分立派な参加賞です。

賞品としてはただの参加賞と全部回られた方への賞品に値打ち的にあまり差が無かったような気もしましたが、
賞品狙いでラリーに参加したわけではないしそれはそれで良かったんじゃないでしょうか。
予算の問題もあるし・・・って、賞品代随分かかっただろうなこれ。
で、この後はクイズ大会(含むじゃんけん大会)など行いまして、最後にBMWBIKES誌に掲載する集合写真を撮って解散となりました。
ちなみにクイズ大会、私もBMWの問題が出ているうちは調子が良かったんですが、
題材が道の駅関連になったらあえなく轟沈しました(^^;)

イベント終了近く。皆さんお疲れです。ここは道の駅の建物のすぐ前なんですが、細かいことは気にしないことに(^_^;)

今回はスタンプラリーのゴールと表彰が中心だっただけにそれ以外の内容がやや不足気味だったような気もしますが、
それでも定期的にこうしたイベントをやってくれるのは有難いことだと思います。
ツーリングをするいい機会になりますし、ライダー同士の交流もできますし。
ただ、午後の渥美半島は予想通りの渋滞。
帰路も下道だった私は寝不足も祟ってぐったりと疲れ果ててしまいました。
次回は行楽客の寄りつかないような場所でやりましょう!(爆)

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